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あざ‐やか【鮮やか】🔗🔉

あざ‐やか【鮮やか】 [形動][ナリ]《「あざ」は新鮮の意》ものの色彩・形などがはっきりしていて、目立つさま。「―な若葉の緑」「印象―な短編小説」技術・動作などがきわだって巧みであるさま。「―な包丁さばき」容姿などがきわだって美しいさま。「いと―に男々しきさまして」〈源・真木柱〉鮮度が高いさま。生き生きとしたさま。「童子、かの浦に行きて―なる鯔(なよし)八隻(はちしやく)を買ひ取りて」〈今昔・一二・二七〉 [派生]あざやかさ[名]

あざ‐や・ぐ【鮮やぐ】🔗🔉

あざ‐や・ぐ【鮮やぐ】 [動ガ四]はっきり目に見える。鮮やかに見える。「侍従も、あやしき褶(しびら)着たりしを、―・ぎたれば」〈源・浮舟〉きりっとしている。てきぱきしている。「物々しく―・ぎて、心ばへもたをやかなる方はなく」〈源・宿木〉[動ガ下二]鮮やかにする。はっきりさせる。「宮達の御衣(おんぞ)ばかりをぞ、―・げさせ給ひて」〈栄花・ゆふしで〉

あさ‐やけ【朝焼け】🔗🔉

あさ‐やけ【朝焼け】 日の出のころに東の空が赤く染まって見えること。《季 夏》「―のけふ何ごとかあるらしき/万太郎」

あさやま‐にちじょう【朝山日乗】🔗🔉

あさやま‐にちじょう【朝山日乗】 日乗(にちじよう)

あさ‐ゆ【朝湯】🔗🔉

あさ‐ゆ【朝湯】 朝、入浴すること。また、朝から沸かしてある風呂。朝風呂。

あさ‐ゆう【朝夕】‐ゆふ🔗🔉

あさ‐ゆう【朝夕】‐ゆふ 朝と夕方。朝と晩。(副詞的に用いて)いつも。常々。「―通る道」「―勉学にいそしむ」《朝晩の食事の意から》暮らし。生計。「―にせまり、かかる侘びしき営みを仕(つかまつ)る」〈浄・出世景清〉

あざ‐らか【鮮らか】🔗🔉

あざ‐らか【鮮らか】 [形動ナリ]魚肉などが新鮮なさま。生き生きとしているさま。「ある人、―なるもの持て来たり」〈土佐〉

あざら‐け・し【鮮らけし】🔗🔉

あざら‐け・し【鮮らけし】 [形ク]魚肉などが新鮮である。生き生きとしている。「紀伊の国の海辺に至り、―・き鯔(なよし)八隻(はつしやく)を買ひて」〈霊異記・下〉

あざらし【海豹】🔗🔉

あざらし【海豹】 鰭脚(ききやく)目アザラシ科の哺乳類の総称。陸上では、後肢が後方に向いたままで、前肢で体を引きずって前進する。クラカケアザラシ・ゴマフアザラシ・ゾウアザラシなど約二〇種が、世界各地の海洋、特に北洋に多く、淡水湖にも分布。シール。かいひょう。《季 春》

大辞泉 ページ 268