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かさね‐だて【重ね×楯】🔗🔉

かさね‐だて【重ね×楯】 敵の矢を防ぐため、幾枚も盾を重ねて立てること。また、その盾。

かさね‐だんす【重ね××笥】🔗🔉

かさね‐だんす【重ね××笥】 二つ以上を重ねて、ひと棹(さお)とした箪笥。

かさね‐ちがいだな【重ね違い棚】‐ちがひだな🔗🔉

かさね‐ちがいだな【重ね違い棚】‐ちがひだな 二段以上に重ねて作った違い棚。床の間や書院の脇に設ける。

かさね‐ちゃわん【重ね茶×碗】🔗🔉

かさね‐ちゃわん【重ね茶×碗】 茶の湯で、客が多人数の場合、二個の茶碗を重ねて持ち出し、濃茶または薄茶をたてる方式。

かさね‐つぎ【重ね継ぎ】🔗🔉

かさね‐つぎ【重ね継ぎ】 和裁で、縫っている途中で糸が終わったときの糸の継ぎ方。少し手前から縫い目を重ねて縫い継ぐこと。

かさね‐つぎて【重ね継(ぎ)手】🔗🔉

かさね‐つぎて【重ね継(ぎ)手】 二つの部材の端を互いに重ねて結合する方式の継ぎ手。鉄筋コンクリート構造で多く用いられる。ラップジョイント。

かさね‐づま【重ね×褄】🔗🔉

かさね‐づま【重ね×褄】 着物の褄をいく重にも重ねて着ること。着物を何枚も重ねて着ること。

かさね‐て【重ねて】🔗🔉

かさね‐て【重ねて】 [副]同じことを繰り返すさま。もう一度。再び。「―注意する」この次。今後。「右の御算用は―きっと致さるるでござらうず。只今の代はりは持って参った」〈虎明狂・千鳥〉

かさね‐ぬい【重ね縫い】‐ぬひ🔗🔉

かさね‐ぬい【重ね縫い】‐ぬひ 二枚の布端を少し重ね、その中央を縫うこと。重ね接(は)ぎ。

かさね‐の‐いろめ【襲の色目】🔗🔉

かさね‐の‐いろめ【襲の色目】 平安時代以降、公家社会に行われた衣服の表地と裏地、また衣服を重ねて着たときの色の取り合わせの種目。男子では直衣(のうし)・狩衣(かりぎぬ)・下襲(したがさね)などの、女子では唐衣(からぎぬ)・袿(うちき)・細長などの表地と裏地や、五つ衣(ぎぬ)・単(ひとえ)などの重なりの色の配合。男女とも季節や年齢などで着用する色が定まっていた。また、所持する懐紙の重なりの配合にもいう。◆江戸後期以降に使われはじめた語。

かさね‐へんじ【重ね返事】🔗🔉

かさね‐へんじ【重ね返事】 「はいはい」のように同じ言葉を繰り返した返事。

かさね‐もち【重ね×餅】🔗🔉

かさね‐もち【重ね×餅】 大小二つ重ねにした餅。御供え。鏡餅。相撲などで、双方が組み合ったまま、重なって倒れること。

大辞泉 ページ 2810