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かた‐ぬ・ぐ【肩脱ぐ】🔗🔉

かた‐ぬ・ぐ【肩脱ぐ】 [動ガ四]上着を半ば脱いで下着の肩を現す。「上達部(かんだちめ)は―・ぎており給ふ」〈源・若菜下〉上半身の衣服を脱いで肌をあらわにする。肌脱ぎになる。「年老いたる法師召し出されて、黒くきたなき身を―・ぎて」〈徒然・一七五〉

かた‐ぬけ【肩抜け】🔗🔉

かた‐ぬけ【肩抜け】 負担や責任から解放されて楽になること。「それからは謙作も幾らか気持に―が出来た」〈志賀・暗夜行路〉

かた‐ね【片寝】🔗🔉

かた‐ね【片寝】 からだの右側、または左側を下にして寝ること。「―ヲシテ腕ガシビレル」〈和英語林集成〉鳥屋(とや)で一度羽根の生えかわった鷹。かたがえりの鷹。

かた‐ね【固根・×🔗🔉

かた‐ね【固根・×根太(ねぶと)」に同じ。

かた‐ねり【固練り・固×煉り】🔗🔉

かた‐ねり【固練り・固×煉り】 かために練ること。また、かために練ったもの。

かたの【交野】🔗🔉

かたの【交野】 大阪府北東部の市。淀川支流の天野川の中流域にあり、住宅地。獅子窟寺がある。人口六・九万。大阪府枚方(ひらかた)市・交野市一帯の丘陵。平安時代には皇室の遊猟地、桜の名所。《歌枕》「又や見む―の御野(みの)の桜狩花の雪散る春のあけぼの」〈新古今・春下〉

かだ‐の‐あずままろ【荷田春満】‐あづままろ🔗🔉

かだ‐の‐あずままろ【荷田春満】‐あづままろ一六六九〜一七三六]江戸中期の国学者・歌人。伏見稲荷神社の神官。国史・古典を究めて復古神道を唱え、万葉・記紀研究の基礎をつくった。国学四大人の一人。著「春葉集」「万葉集僻案抄」「日本書紀訓釈」など。

かだ‐の‐ありまろ【荷田在満】🔗🔉

かだ‐の‐ありまろ【荷田在満】一七〇六〜一七五一]江戸中期の国学者。春満(あずままろ)の甥(おい)でその養子。春満の有職故実(ゆうそくこじつ)の研究を受け継ぎ、田安宗武に仕え、歌学革新に努めた。著「国歌八論」など。

かた‐は【片刃】🔗🔉

かた‐は【片刃】 《「かたば」とも》刃物で、刃先の断面の片側だけに刃がついていること。また、その刃物。両刃。刀剣などで、鎬(しのぎ)を境に片側だけに刃がついていること。また、その刃物。両刃/諸刃(もろは)目的とする鉱物と他の鉱物とで一粒子を構成している鉱石。選鉱を経て目的の鉱物を取り出す。

大辞泉 ページ 2945