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金が敵(かたき)🔗🔉

金が敵(かたき) 金銭のために災いを受けたり、身を滅ぼしたりするということ。金銭は尋ねる敵のようで、なかなか手に入らないということ。

金が子を生・む🔗🔉

金が子を生・む 金銭が利子がついてだんだん殖えていく。「その後(のち)(だい)ぶ―・んでからは」〈鴎外・雁〉

金が物を言・う🔗🔉

金が物を言・う 物事を行うのに金銭の力が大きいことのたとえ。「―・う世の中」

金で面(つら)を張(は)・る🔗🔉

金で面(つら)を張(は)・る 金銭の力で人を屈服させる。

金に飽か・す🔗🔉

金に飽か・す ある事をするのに金銭を惜しまないで使う。「―・してしつらえた豪華な調度品」

金に糸目を付けない🔗🔉

金に糸目を付けない 《糸目をつけない凧(たこ)は制御できないところから》惜しがらないでどんどん金を使う。「手に入れるためには―ない」

金にな・る🔗🔉

金にな・る 金銭が手に入る。金もうけになる。「その話は―・りそうだ」

金に目が眩(くら)・む🔗🔉

金に目が眩(くら)・む 金が欲しいあまり分別や良心を失う。「―・んで法を犯す仕事を引き受ける」

金の切れ目が縁の切れ目🔗🔉

金の切れ目が縁の切れ目 金銭で成り立っている関係は、金がなくなれば終わるということ。

金の鎖(くさり)も引けば切れる🔗🔉

金の鎖(くさり)も引けば切れる 意志の強い人でも誘惑に負けることがあるというたとえ。努力すれば、何でもできないことはないというたとえ。

金の轡(くつわ)を食(は)ま🔗🔉

金の轡(くつわ)を食(は)ま 金銭を与えて口止めする。「―して反対意見をつぶす」

金の生(な)る木🔗🔉

金の生(な)る木 次々に金銭を生み出す財源。

金の番人🔗🔉

金の番人 金をためるばかりで、利用することを知らない人。守銭奴。

金の世の中🔗🔉

金の世の中 金銭の力でどうにでもなる世の中。

金の草鞋(わらじ)で尋・ねる🔗🔉

金の草鞋(わらじ)で尋・ねる 《いくら歩いても擦り切れない鉄製のわらじを履いて探す意から》辛抱強く探し回って歩く。得難い物事のたとえにいう。金の草鞋で探す。「―・ねても二人とない好人物」

金は天下の回りもの🔗🔉

金は天下の回りもの 金銭は一つ所にとどまっているものではなく、今持っている者もいつか失ったり、今ない者もいつか手に入れたりする。金は天下の回り持ち。

金は湧(わ)き物🔗🔉

金は湧(わ)き物 金銭は思いがけなく手に入ることがあるから、なくてもくよくよすることはない。

大辞泉 ページ 3072