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かね‐う・つ【金打つ】🔗🔉

かね‐う・つ【金打つ】 [動タ四](かね)を鳴らして、神仏に誓いを立てる。「大仏の御前にて、―・ちて仏に申して去りぬ」〈宇治拾遺・一二〉金打(きんちよう)をする。「一腰を抜き―・って」〈驢鞍橋・下〉

かね‐うり【金売り】🔗🔉

かね‐うり【金売り】金商人(かねあきゆうど)」に同じ。「我らは―吉次の馬追冠者」〈浄・孕常盤〉

かねうり‐きちじ【金売吉次】🔗🔉

かねうり‐きちじ【金売吉次】 源平時代、陸奥(むつ)国の黄金を京で売り、長者になったという伝説的な人物。源義経を陸奥国の藤原秀衡(ふじわらのひでひら)のもとへ案内したという。

かね‐おや【金親・銀親】🔗🔉

かね‐おや【金親・銀親】 資金を出す人。出資者。金元(かねもと)。「女房は―の人質になして」〈浮・胸算用・三〉

かね‐おや【鉄漿親】🔗🔉

かね‐おや【鉄漿親】御歯黒親(おはぐろおや)」に同じ。

かね‐がえ【金替・銀替】‐がへ🔗🔉

かね‐がえ【金替・銀替】‐がへ 両替。また、両替商。「―の手代」〈浮・永代蔵・一〉

かね‐がさ【金×嵩】🔗🔉

かね‐がさ【金×嵩】 金銭の量。金額。

かねがさき【金ヶ崎】🔗🔉

かねがさき【金ヶ崎】 福井県敦賀(つるが)市にある岬。また、同市北東部の地名。金崎城跡と金崎宮がある。

かねがさき‐ぐう【金崎宮】🔗🔉

かねがさき‐ぐう【金崎宮】 敦賀市金ヶ崎にある神社。祭神は尊良(たかなが)親王・恒良(つねなが)親王。明治二三年(一八九〇)に創建。

かねがさき‐じょう【金崎城】‐ジヤウ🔗🔉

かねがさき‐じょう【金崎城】‐ジヤウ 敦賀市金ヶ崎にあった城。延元元年=建武三年(一三三六)新田義貞(につたよしさだ)が後醍醐(ごだいご)天皇の皇子、恒良(つねなが)・尊良(たかなが)の両親王を奉じて足利勢と戦った所。

かね‐かし【金貸し】🔗🔉

かね‐かし【金貸し】 金銭を貸して利息を取ること。また、それを職業とする人。

かね‐がた【金型】🔗🔉

かね‐がた【金型】 金属製の鋳型。

かね‐がね【予・兼ね兼ね】🔗🔉

かね‐がね【予・兼ね兼ね】 [副]以前から。かねて。「おうわさは―承っておりました」

かねがふち【鐘ヶ淵】🔗🔉

かねがふち【鐘ヶ淵】 東京都墨田区北部の旧地名。隅田川の東岸にあたり、淵に沈んだ釣鐘の伝説からの名という。江戸時代は鷹狩りの地。

大辞泉 ページ 3075