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かま‐いと【×釜糸】🔗🔉

かま‐いと【×釜糸】 釜の中の繭から繰り取ったままで、縒(よ)りをかけていない糸。(すがいと)を精練した糸。日本刺繍(にほんししゆう)に用いる。平糸。

かま‐いり【××煎り・××熬り】🔗🔉

かま‐いり【××煎り・××熬り】 戦国時代、罪人を湯または油の煮えたぎった釜の中に入れて殺した極刑。かまゆで。

かまいり‐ちゃ【××煎り茶】🔗🔉

かまいり‐ちゃ【××煎り茶】 製茶法の一。チャの生葉を釜で煎って酵素を破壊し、もんで加熱・乾燥して作る。中国茶の大部分、日本では九州の緑茶の多くがこれによる。

かま‐いるか【×鎌海豚】🔗🔉

かま‐いるか【×鎌海豚】 イルカ科の哺乳類。全長約二・二メートル。背びれが後ろに傾き、後縁が白く、鎌を思わせる。北太平洋に分布、日本近海にも多い。

かま・う【構う】かまふ🔗🔉

かま・う【構う】かまふ [動ワ五(ハ四)](多く打消しの表現を伴って用いる)その事柄や存在を気にかけて、規制された状態になる。気にする。気をつかう。「時間に―・わず押しかけて来る」「私に―・わないで先に行ってください」「なりふり―・わず働く」他の事とかかわって、差し支えが生じる。「費用がかかっても―・いませんか」世話を焼いたり、相手をしたりする。「私のことなんか誰も―・ってくれない」自分より弱い者や動物などを、相手にしてふざける。からかう。「猫を―・う」江戸時代、お構いの刑に処する。「和泉堺をお―・ひなさる」〈浄・浪花鑑〉禁制する。監禁する。「芝居も―・はるべき程の事なり」〈風来六部集・飛だ噂の評〉 [可能]かまえる[動ハ下二]「かまえる」の文語形。

かま‐うで【××茹で】🔗🔉

かま‐うで【××茹で】 「かまゆで」の音変化。

かまえ【構え】かまへ🔗🔉

かまえ【構え】かまへ 造り。構造。また、家屋などの外観。「―の大きな家」「洋風の―の門」予想される事態に対処するための備え。「和戦両用の―」即座に有効な動きができるように整えた、からだの格好。特に、武道・格闘技での姿勢。「独特の―でバッターボックスに立つ」「上段の―」漢字の部首の一。字の外郭をなす部分で、「門(もんがまえ)」「囗(くにがまえ)」などがある。御構(おかま)こしらえごと。つくりごと。計略。「当座の―の言葉なり」〈曾我・一〇〉

大辞泉 ページ 3128