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かま‐もと【×竈元・×釜元】🔗🔉

かま‐もと【×竈元・×釜元】 台所。勝手元。「―を立ちまはる内は古い着物を着て」〈滑・浮世床・三〉《昔、水銀を釜に入れて焼く方法で、おしろいを製したところから》おしろいの製造元。「―のおしろい、川端のふしのこは、雪をあざむき」〈滑・膝栗毛・七〉

かま‐や【×竈屋】🔗🔉

かま‐や【×竈屋】 かまどを据え付けてある所。また、その建物。

かまやま【竈山】🔗🔉

かまやま【竈山】 和歌山市和田にある丘。神武天皇東征の際、兄の五瀬命(いつせのみこと)を葬った所と伝える。

かまやま‐じんじゃ【竈山神社】🔗🔉

かまやま‐じんじゃ【竈山神社】 和歌山市和田にある神社。旧官幣大社。祭神は、神武天皇の兄の五瀬命。

かま‐やり【××槍】🔗🔉

かま‐やり【××槍】 穂先に鎌形の刃が枝のように出ている槍。左右に枝をつけたのを両鎌槍、一方にだけ出したのを片鎌槍という。

かま‐ゆで【××茹で】🔗🔉

かま‐ゆで【××茹で】 釜で物をゆでること。釜煎(かまい)」に同じ。

かま‐わ‐ぬ【×鎌輪奴】🔗🔉

かま‐わ‐ぬ【×鎌輪奴】 江戸時代、元禄(一六八八〜一七〇四)のころ、町奴(まちやつこ)の間で流行した衣服などの模様。鎌の絵に、丸い輪と「ぬ」の字を連ねたもので、「構わぬ」にかけてしゃれたもの。

が‐まん【我慢】🔗🔉

が‐まん【我慢】 [名・形動]スル耐え忍ぶこと。こらえること。辛抱。「彼の仕打ちには―がならない」「ここが―のしどころだ」「痛みを―する」我意を張ること。また、そのさま。強情。「―な彼は…外(うわべ)では強いて勝手にしろという風を装った」〈漱石・道草〉仏語。我に執着し、我をよりどころとする心から、自分を偉いと思っておごり、他を侮ること。高慢。「汝仏性を見んとおもはば、先づすべからく―を除くべし」〈正法眼蔵・仏性〉 [用法]我慢・辛抱――「文句ばかり言ってないで、もっと我慢(辛抱)することを覚えなさい」のように、一般的に、こらえるの意味では相通じて用いられる。◇「仕事はきつかったが、どうにか我慢(辛抱)した」「食糧不足によるひもじさを我慢(辛抱)した」など、苦しさ・つらさ・痛さ・寒さ・くやしさなどをこらえる場合、「我慢」「辛抱」の用法にほとんど違いはない。◇「我慢」は、そのほかに「笑いだしたいのを我慢する」など、より幅広く使える。「辛抱のよい人」は「辛抱」独特の使い方である。◇類似の語に「忍耐」がある。「忍耐」は文章語的で、「忍耐を要する仕事」「忍耐力に富む」などのように用いられる。

大辞泉 ページ 3139