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かみ‐がかり【上掛(か)り】🔗🔉

かみ‐がかり【上掛(か)り】 能のシテ方の五流のうち、観世(かんぜ)流・宝生(ほうしよう)流をいう。発生当時、下掛(しもが)かりの奈良に対して京都に本拠を置いたからというが、定説がない。京掛かり。→下掛(しもが)かり

かみ‐がかり【神懸(か)り・神×憑り】🔗🔉

かみ‐がかり【神懸(か)り・神×憑り】 神霊が人に乗り移ること。また、その状態やその人。極端に論理を飛躍させたり、科学的には考えられないことを狂信したりして、言動が常軌を超えていること。また、狂信的なこと。

かみ‐がか・る【神懸(か)る・神×憑る】🔗🔉

かみ‐がか・る【神懸(か)る・神×憑る】 [動ラ五(四)]神霊が人のからだに乗り移る。また、人が普通と違うようすになることにもたとえていう。「急に―・った言動をとるようになる」

かみ‐がき【神垣】🔗🔉

かみ‐がき【神垣】 神域を他と区別するための垣。神社の周囲の垣。玉垣(たまがき)。瑞垣(みずがき)。斎垣(いがき)神社の建物。

かみがき‐の【神垣の】🔗🔉

かみがき‐の【神垣の】 〔枕〕神が鎮座する所の意の「みむろ」、地名の「みむろの山」にかかる。「―みむろの山の榊葉は」〈古今・神遊びの歌〉

かみ‐かくし【神隠し】🔗🔉

かみ‐かくし【神隠し】 《「かみがくし」とも》子供・娘などが、突然行方不明になること。山の神や天狗(てんぐ)などの仕業と信じられていた。「―にあう」服喪中、神棚を白紙で隠すこと。

かみ‐がくれ【神隠れ】🔗🔉

かみ‐がくれ【神隠れ】 神の姿が見えなくなること。「木綿四手(ゆふしで)に立ち紛れて、―になりにけりや」〈謡・賀茂〉誰にも気づかれないように姿を隠すこと。「人忍ぶ、われにはつらき葛城(かづらき)の、―して遣り過ごし」〈浄・天の網島〉

かみ‐かけて【神掛けて】🔗🔉

かみ‐かけて【神掛けて】 〔連語〕神に誓って。絶対に。決して。神以(しんもつ)て。「―うそは申しません」

かみ‐かざり【髪飾り】🔗🔉

かみ‐かざり【髪飾り】 髪を飾るもの。櫛(くし)・笄(こうがい)・かんざし・リボンなど。

かみ‐かしら【髪頭】🔗🔉

かみ‐かしら【髪頭】 《「かみがしら」とも》頭の髪。「毎日―も自ら梳(す)きて」〈浮・永代蔵・二〉頭部。あたま。「―より爪先まで、一分だめしにためされても」〈浄・丹波与作〉

大辞泉 ページ 3147