複数辞典一括検索+

からし‐ゆ【芥子油】🔗🔉

からし‐ゆ【芥子油】 カラシナの種子からとった黄褐色の脂肪油。香辛料・防腐剤などに用いる。かいしゆ。

から‐しゅっちょう【空出張】‐シユツチヤウ🔗🔉

から‐しゅっちょう【空出張】‐シユツチヤウ 実際には出張しないにもかかわらず、その手続きをして旅費・手当などをもらうこと。

から‐しょうぞく【唐装束】‐シヤウゾク🔗🔉

から‐しょうぞく【唐装束】‐シヤウゾク 唐綾・唐絹・唐織物などで作った晴れの服装。からそうぞく。

から‐じり【×尻・空×尻】🔗🔉

から‐じり【×尻・空×尻】 《「からしり」とも》江戸時代、宿駅で旅人を乗せるのに使われた駄馬。人を乗せる場合は手荷物を五貫目(一八・八キロ)まで、人を乗せない場合は本馬(ほんま)の半分にあたる二〇貫目まで荷物を積むことができた。からしりうま。積み荷をもたない馬。荷物のない、からの馬。「ここに小荷駄が二疋あいて、―になった」〈雑兵物語・下〉

から‐じる【空汁】🔗🔉

から‐じる【空汁】 実のない味噌汁。けしじる。

から‐じる【殻汁・雪菜汁・豆滓汁】🔗🔉

から‐じる【殻汁・雪菜汁・豆滓汁】 おからを入れた味噌汁。うのはなじる。

からし‐れんこん【芥×蓮根】🔗🔉

からし‐れんこん【芥×蓮根】 ゆでた蓮根の穴に、おからと芥子とをまぜた味噌を詰め、衣をつけて油で揚げた料理。熊本県の名物。

からす【×烏・×鴉】🔗🔉

からす【×烏・×鴉】 スズメ目カラス科カラス属の鳥の総称。全長三三〜六一センチ。全体に黒色か、黒に灰色や白色の部分をもつ。くちばしが大きく、雑食性。南アメリカとニュージーランドを除く世界中に約四〇種が分布。日本では、ハシブトガラスとハシボソガラスが全国に生息する。が黒いところから》くろうと。の性質から》口うるさい人。よく物忘れをする人。意地のきたない人。その辺りをうろつく人。「旅―」物の名などに付けて、色の黒いことを表す。「―猫」「―蛇」「―石」

烏が鵜(う)の真似(まね)🔗🔉

烏が鵜(う)の真似(まね)鵜の真似をする烏」に同じ。

烏に反哺(はんぽ)の孝あり🔗🔉

烏に反哺(はんぽ)の孝あり 《烏は成長ののち、親鳥の口にえさを含ませて、養育の恩に報いるという「事文類聚」などの故事から》烏さえ親の恩に報いるのだから、まして人は孝行せねばならないということ。

大辞泉 ページ 3223