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かわら‐け【土器】かはら‐🔗🔉

かわら‐け【土器】かはら‐ 《瓦で作った笥(け)の意》(うわぐすり)をかけない素焼きの陶器。素焼きの杯。陶坏(すえつき)成年女性の陰部に毛の生えないこと。酒宴。「―始まり、御箸下りて」〈宇津保・吹上上〉

かわら‐げ【川原毛・×瓦毛】かはら‐🔗🔉

かわら‐げ【川原毛・×瓦毛】かはら‐ 馬の毛色の名。灰白色・黄白色で、たてがみ・下肢・ひづめが黒いもの。

かわらけ‐いろ【土器色】かはらけ‐🔗🔉

かわらけ‐いろ【土器色】かはらけ‐ 土器のようにくすんだ黄褐色。

かわら‐けつめい【河原決明】かはら‐🔗🔉

かわら‐けつめい【河原決明】かはら‐ マメ科の一年草。原野や道端に生え、高さ三〇〜六〇センチ。葉は羽状複葉。八〜一〇月、黄色の小花をつけ、広線形の豆果ができる。全草を茶の代わりにする。ねむ茶。豆茶。浜茶。

かわらけ‐な【土器菜】かはらけ‐🔗🔉

かわらけ‐な【土器菜】かはらけ‐ タビラコの別名。

かわらけ‐なげ【土器投げ】かはらけ‐🔗🔉

かわらけ‐なげ【土器投げ】かはらけ‐ 見晴らしのよい高所からかわらけを投げて、空中で風に舞うさまを見て楽しむ遊び。京都の高雄(たかお)山や愛宕(あたご)山で花見の時に行われた。

かわらけ‐もの【土器物】かはらけ‐🔗🔉

かわらけ‐もの【土器物】かはらけ‐ 素焼きの器に盛った酒のさかな。鉢の物。

かわら‐こじき【河×乞食】かはら‐🔗🔉

かわら‐こじき【河×乞食】かはら‐ 《歌舞伎が近世初期の京都四条河原の興行に起源するところから》歌舞伎役者などを卑しめていった語。河原者。

かわら‐ざ【×瓦座】かはら‐🔗🔉

かわら‐ざ【×瓦座】かはら‐ 軒先の敷平(しきひら)瓦の滑り止めとして、野地(のじ)に打ち付ける細長い材木。

かわら‐さいこ【河××胡】かはら‐🔗🔉

かわら‐さいこ【河××胡】かはら‐ バラ科の多年草。海辺や河原の砂地に生え、高さ三〇〜五〇センチ。茎に長い毛がある。葉は羽状複葉で、小葉はさらに羽状に切れ込み、裏面に白い毛がある。夏、黄色の五弁花を開く。

かわらざき‐ちょうじゅうろう【河原崎長十郎】かはらざきチヤウジフラウ🔗🔉

かわらざき‐ちょうじゅうろう【河原崎長十郎】かはらざきチヤウジフラウ一九〇二〜一九八一]歌舞伎俳優。二世。東京の生まれ。前進座の創立に参加したが、のち退座。「勧進帳」の弁慶、「鳴神」の鳴神上人などが当たり役。

大辞泉 ページ 3332