複数辞典一括検索+

きた‐りゅう【喜多流】‐リウ🔗🔉

きた‐りゅう【喜多流】‐リウ 能のシテ方の流派の一。喜多七大夫が興したもので、江戸初期、元和五年(一六一九)ごろに幕府から認められた新興の流派。

きた・る【来る】🔗🔉

きた・る【来る】 [動ラ五(四)]《「きいた(来至)る」の音変化》やって来る。くる。「米大統領―・る」「冬―・りなば春遠からじ」使いものにならなくなる。古くなっていたむ。古くさくなる。ぼける。「角琴柱(かくことぢ)はちと―・ったから打ち直させうと思ふよ」〈滑・浮世風呂・二〉異性に、ほれこむ。「年増(としま)のお麦めは自己(おいら)に九分九厘―・ってゐて」〈滑・七偏人・三〉(動詞の連用形に付いて)…し続けて現在にまで及ぶ。「行い―・る」

来る者は拒まず🔗🔉

来る者は拒まず 《「春秋公羊伝」隠公二年から》心を寄せて近づいて来る者は、どんな者でも受け入れるという意。「―、去る者は追わず」

きたる【来る】🔗🔉

きたる【来る】 [連体]《動詞「きた(来)る」の連体形から》月日や行事などを表す語の上に付いて、近いうちにくる、この次の、の意を表す。「運動会は―一〇日に開かれる」「―定期総会において」去る。

きたる‐べき【来るべき】🔗🔉

きたる‐べき【来るべき】 [連体]近いうちにくるはずの。「―大会に備える」

きた‐ろっぺいた【喜多六平太】‐ロクペイタ🔗🔉

きた‐ろっぺいた【喜多六平太】‐ロクペイタ一八七四〜一九七一]能楽師。シテ方喜多流一四世宗家。東京の生まれ。闊達(かつたつ)自在な芸境の名人で、衰えていた流勢を盛り返した。文化勲章受章。

きたわき‐のぼる【北脇昇】🔗🔉

きたわき‐のぼる【北脇昇】一九〇一〜一九五一]洋画家。名古屋の生まれ。鹿子木孟郎(かのこぎたけしろう)・津田青楓(つだせいふう)に師事。シュールレアリスムの影響を受け、京都にあって、関西前衛美術の発展に貢献した。

き‐たん【忌×憚】🔗🔉

き‐たん【忌×憚】 [名]スルいみはばかること。きらいいやがること。「友達から―され軽蔑されるような人間」〈谷崎・異端者の悲しみ〉遠慮すること。多く、否定の語を伴って用いられる。「どうぞ―のないご意見を」

き‐たん【奇×譚】🔗🔉

き‐たん【奇×譚】 珍しい話。不思議な物語。

大辞泉 ページ 3710