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きぬ‐ぎぬ【△衣△衣・後=朝】🔗⭐🔉
きぬ‐ぎぬ【△衣△衣・後=朝】
衣を重ねて掛けて共寝をした男女が、翌朝別れるときそれぞれ身につける、その衣。「しののめのほがらほがらと明けゆけばおのが―なるぞ悲しき」〈古今・恋三〉
男女が共寝をして過ごした翌朝。また、その朝の別れ。「―になるとも聞かぬ鳥だにも明けゆくほどぞ声も惜しまぬ」〈新勅撰・恋三〉
男女、夫婦の離別。「此の如くに、―になるとても、互ひに飽き飽かれぬ仲ぢゃほどに」〈狂言記・箕被〉
物が離れ離れになること。「首と胴との―」〈浮・伝来記・三〉




きぬ‐くばり【△衣配り】🔗⭐🔉
きぬ‐くばり【△衣配り】
年末に、正月の晴れ着用として、一門の人々や使用人などに衣服を与えた行事。「この二十一日に例年の―とて、一門中、下人ども、かれこれ集めて」〈浮・胸算用・四〉《季 冬》
き‐ぬけ【気抜け】🔗⭐🔉
き‐ぬけ【気抜け】
[名]スル
張りつめていた気持ちが一時にゆるんで、ぼんやりすること。「試験が終わって―する」
ビールや炭酸飲料水に含まれている炭酸ガスが抜けて、風味がなくなること。


きぬげ‐ねずみ【絹毛×鼠】🔗⭐🔉
きぬげ‐ねずみ【絹毛×鼠】
ネズミ科キヌゲネズミ亜科の哺乳類。体長一八センチ、尾長九センチくらいで、体毛は柔らかい絹状。ほお袋をもち、草の種子などの餌を詰め込んで巣に運ぶ。朝鮮半島から中国にかけて分布。
きぬ‐こくら【絹小倉】🔗⭐🔉
きぬ‐こくら【絹小倉】
絹紡糸を使って小倉織にした洋服地。
きぬ‐ごし【絹×漉し】🔗⭐🔉
きぬ‐ごし【絹×漉し】
絹篩(きぬぶるい)や絹布で細かにこすこと。また、そのこしたもの。
「絹漉し豆腐」の略。


きぬごし‐どうふ【絹×漉し豆腐】🔗⭐🔉
きぬごし‐どうふ【絹×漉し豆腐】
豆乳に凝固剤を加え、型に入れて加熱し、そのまま固めた豆腐。布でこさないので、きめが細かく柔らかい。ささのゆき。あわゆき豆腐。→木綿豆腐(もめんどうふ)
きぬ‐こまちいと【絹小町糸】🔗⭐🔉
きぬ‐こまちいと【絹小町糸】
紡績絹糸を諸撚(もろよ)りにした縫い糸。絹小町。
きぬ‐ゴロ【絹ゴロ】🔗⭐🔉
きぬ‐ゴロ【絹ゴロ】
絹糸でゴロフクレンのように織ったもの。夏の洋服地。
きぬ‐ざる【絹猿】🔗⭐🔉
きぬ‐ざる【絹猿】
霊長目キヌザル科のサル。南アメリカの森林に分布。体長約二〇センチ、尾長約三〇センチと小形で、ポケットモンキーとして知られる。体毛は柔らかく光沢がある。コモンマーモセット。
大辞泉 ページ 3750。