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あな【穴・孔】🔗🔉

あな【穴・孔】 反対側まで突き抜けている空間。「針の―」深くえぐりとられた所。くぼんだ所。「道に―があく」「耳の―」金銭の損失。欠損。「帳簿に―があく」必要な物や人が抜けて空白になった所。「人員に―があく」不完全な所。欠点。弱点。「下位打線が―だ」「彼の論理は―だらけだ」他人が気づかない、よい場所や得になる事柄。穴場。競馬・競輪などで、番狂わせの勝負。配当金が多い。「―をねらう」世間の裏面。うら。「世間の―を能く知って堺町とは気づいたり」〈根無草・三〉 [下接語]蟻(あり)穴・息衝(つ)き穴・岩穴・埋め穴・鰓孔(えらあな)・大穴・落とし穴・鍵(かぎ)穴・隠れ穴・風穴・気抜き穴・切り穴・錐(きり)穴・毛穴・獣(しし)穴・縦穴・塚穴・抜け穴・螺子(ねじ)穴・鼠(ねずみ)穴・覗(のぞ)き穴・墓穴・人穴・一つ穴・節穴・(ほぞ)穴・洞(ほら)穴・焼け穴・雪穴・横穴

穴があったら入(はい)りたい🔗🔉

穴があったら入(はい)りたい 身を隠したいくらいに恥ずかしい。

穴のあくほど🔗🔉

穴のあくほど じっと見つめるようすをいう。

穴をあ・ける🔗🔉

穴をあ・ける 金を使い込む。欠損を生じさせる。「家計に―・ける」事故などで事の進行に支障をきたし、空白をつくる。「舞台に―・ける」「文集のページに―・ける」

穴を穿(うが)・つ🔗🔉

穴を穿(うが)・つ 人の知らない重要な点や欠陥を、裏面からとらえたり指摘したりする。

穴を埋・める🔗🔉

穴を埋・める 金銭や人員などの損失、欠損を補う。「新人がレギュラーの―・める」事故などによって生じた空白の時間や間の抜けた場面をうまく補う。「予備の原稿で―・める」

アナ🔗🔉

アナ 「アナウンサー」の略。「アナーキスト」「アナーキズム」の略。

あな🔗🔉

あな [感]喜び、悲しみ、うれしさ、怒りなどを強く感じて発する語。ああ。あら。「―ふしぎ」「―おそろしとおどろきて」〈枕・八〉

大辞泉 ページ 393