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きら‐ずり【雲母刷(り)・雲×摺り】🔗🔉

きら‐ずり【雲母刷(り)・雲×摺り】 料紙装飾や浮世絵版画の技法の一。版木に糊(のり)や膠(にかわ)をつけて紙に摺り、その上に雲母(うんも)の粉を篩(ふる)いかけ、乾いたあと、残りの粉を払い落とす。

きら‐つ・く🔗🔉

きら‐つ・く [動カ五(四)]きらきら光る。きらきらする。「―・く天気に映って俄かにそこら明るくなった」〈左千夫・春の潮〉

ぎら‐つ・く🔗🔉

ぎら‐つ・く [動カ五(四)]ぎらぎら光る。ぎらぎらする。「油で―・いた水面」

きらっ‐と🔗🔉

きらっ‐と [副]瞬間的に光り輝くさま。きらりと。「朝露が―輝く」「―光るところのある文章」

きらび‐やか🔗🔉

きらび‐やか [形動][ナリ]華やかで輝くばかりに美しいさま。「―な装い」「―な宴」言葉や動作などが、きっぱりしているさま。「すみやかに流罪に行なはれ候へかしと、―に申してけり」〈著聞集・六〉 [派生]きらびやかさ[名]

きら‐ぼし【×綺羅星・×煌星】🔗🔉

きら‐ぼし【×綺羅星・×煌星】 《「綺羅、星の如し」からできた語》きらきらと光り輝く無数の星。地位の高い人や明るいものが多く並ぶようすのたとえ。「―のごとく並ぶ各国の元首」

きら‐めか・す【×煌めかす】🔗🔉

きら‐めか・す【×煌めかす】 [動サ五(四)]きらめくようにする。きらきらさせる。「指輪を―・す」

きら‐めき【×煌めき】🔗🔉

きら‐めき【×煌めき】 きらめくこと。きらきら光ること。「星の―」「知性の―」

きら‐め・く【×煌めく】🔗🔉

きら‐め・く【×煌めく】 [動カ五(四)]きらきら光り輝く。「―・く星座」「―・く才気」華やかで人目をひく。「道の程、従者(とものもの)多く仕はれて、―・くも理なり」〈今昔・二六・一四〉盛んにもてなす。「風炉(ふろ)たきなどして―・きたりけり」〈著聞集・一二〉

きら‐やか【×煌やか】🔗🔉

きら‐やか【×煌やか】 [形動][ナリ]輝くように美しいさま。きらびやか。「―なるよだれ掛をかけたる其の様」〈逍遥・当世書生気質〉

きら‐よしなか【吉良義央】🔗🔉

きら‐よしなか【吉良義央】一六四一〜一七〇二]江戸中期の幕府の高家。上野介(こうずけのすけ)。元禄一四年(一七〇一)、勅使下向の際、江戸城内で接待役の浅野長矩(ながのり)をはずかしめたため斬りつけられて負傷。長矩は即日切腹、義央はおとがめなく、翌年の赤穂浪士の討ち入りで殺された。

大辞泉 ページ 4058