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あの‐こ【彼の子】🔗🔉

あの‐こ【彼の子】 [代]三人称の人代名詞。幼児や若い女性をさす。二人称の人代名詞。近世、遊女屋の主(あるじ)や姉女郎が禿(かむろ)に呼びかける語。「―や、茶一つたも」〈洒・郭中奇譚〉

あの‐さん【彼のさん】🔗🔉

あの‐さん【彼のさん】 [代]三人称の人代名詞。あのおひと。あのかた。近世、主に遊里で用いられた。「―には逢ひともない」〈浄・冥途の飛脚〉二人称の人代名詞。このおかた。「―は、私(わし)が事を相談すりゃ、お前の事をまんがちな」〈浄・双蝶蝶〉

あのつ【安濃津】🔗🔉

あのつ【安濃津】 三重県津市、または津港の古称。博多津(はかたのつ)・坊津(ぼうのつ)とともに三津(さんしん)の一。あののつ。

あのて‐このて【彼の手×此の手】🔗🔉

あのて‐このて【彼の手×此の手】 〔連語〕さまざまな手段・方法。「―で口説き落とす」

あの‐ね🔗🔉

あの‐ね [感]親しみをこめて呼びかけるときに使う語。また、話のはじめや間にはさんで、言葉をつなぐ語。あのねえ。「―、お母さん」

あの‐ひと【彼の人】🔗🔉

あの‐ひと【彼の人】 [代]三人称の人代名詞。話し手・聞き手から離れた人をさす。女性から自分の恋人や夫をさしてもいう。二人称の人代名詞。近世、対等以下の人をさして用いた。「これこれ、―一荷皆買ふが幾らだ」〈伎・色読販〉

アノフェレス【ラテンAnopheles】🔗🔉

アノフェレス【ラテンAnopheles】 ハマダラカの学名。

アノミー【フランスanomie】🔗🔉

アノミー【フランスanomie】 社会的規範が失われ、社会が乱れて無統制になった状態。ある社会の解体期に発生する。社会学者デュルケームが用い始めた語。高度に技術化・都市化した社会で、親密感が欠けることによって起こる疎外感。

あの‐よ【彼の世】🔗🔉

あの‐よ【彼の世】 死んでから行くという世界。冥途(めいど)。来世。(こ)の世。

大辞泉 ページ 408