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くぼま・る【凹まる・×窪まる】🔗🔉

くぼま・る【凹まる・×窪まる】 [動ラ五(四)]周囲より低く落ち込んだ状態になる。へこむ。「平原の―・った所」うずくまる。しゃがむ。「女の童の―・り居て侍るを」〈万治本宇治拾遺・二〉

くぼみ【凹み・×窪み】🔗🔉

くぼみ【凹み・×窪み】 くぼむこと。また、くぼんでいる所。「道の―に足をとられる」

くぼみ‐いし【凹み石】🔗🔉

くぼみ‐いし【凹み石】 縄文時代の石器の一。こぶし大の石に一、二個のくぼみがあり、ハンマーに用いたと推定されるものと、平らな石にくぼみがいくつもあり、発火器の一部と推定されるものとがある。

くぼ・む【凹む・×窪む】🔗🔉

くぼ・む【凹む・×窪む】 [動マ五(四)]周囲より低く落ち込む。へこむ。「目が―・む」「―・んだ土地」うずもれる。おちぶれる。零落する。「我が君のあまねき御代の道つくり―・める身をも哀れとは見よ」〈新撰六帖・二〉[動マ下二]「くぼめる」の文語形。

くぼ‐め【凹目・×窪目】🔗🔉

くぼ‐め【凹目・×窪目】 普通よりも落ちくぼんだ目。奥目。金壺眼(かなつぼまなこ)

くぼ・める【凹める・×窪める】🔗🔉

くぼ・める【凹める・×窪める】 [動マ下一]くぼ・む[マ下二]周囲よりも低く落ち込ませる。へこます。「その石とうのうしろを―・めて御自筆の願書をおこめになりました」〈谷崎・盲目物語〉

くぼ‐やか【凹やか・×窪やか】🔗🔉

くぼ‐やか【凹やか・×窪やか】 [形動ナリ]くぼんでいるさま。「大きなる坏(つき)の―なるを」〈今昔・二八・五〉

く‐ほん【九品】🔗🔉

く‐ほん【九品】 仏語。浄土教で、極楽往生の際の九つの階位。上中下の三品(さんぼん)を、さらにそれぞれ上中下に分けたもの。上品上生(じようぼんじようしよう)・上品中生・上品下生(げしよう)・中品上生・中品中生・中品下生・下品(げぼん)上生・下品中生・下品下生の九つ。ここのしな。「九品浄土」「九品往生」「九品蓮台」などの略。物事について設けた九つの等級。「公任卿、和歌の―をえらび給ひしにも」〈戴恩記〉

くほん‐あんにょうかい【九品安養界】‐アンヤウカイ🔗🔉

くほん‐あんにょうかい【九品安養界】‐アンヤウカイ 九品浄土(くほんじようど)

大辞泉 ページ 4401