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アポロン【Apolln】🔗🔉

アポロン【Apolln】 ギリシア神話で、光明・医術・音楽・予言をつかさどる若く美しい神。ゼウスとレトの子で、女神アルテミスの双子の兄。デルフォイの神殿で下したという託宣は特に名高い。理知的で明るいギリシア精神を代表する神とされる。ローマ神話では、アポロ。

あま【天】🔗🔉

あま【天】 《「あめ(天)」の古形》てん。そら。あめ。「あをによし奈良の都にたなびける―の白雲見れど飽かぬかも」〈万・三六〇二〉◆複合語を作ったり、「あまつ」「あまの」の形で体言にかかったりする場合に多く用いられる。→天(あま)つ →天(あま)

あま【尼】🔗🔉

あま【尼】 《発音は梵amb(母)からといい、表記は「比丘尼(びくに)」の「尼」を用いたもの》仏門に入った女性。比丘尼。キリスト教で、修道院に入った女性。修道女。(「阿魔」とも書く)女性をののしっていう語。平安時代以後、肩の辺りで切りそろえたの髪形。また、その髪形をした少女。「―に削(そ)ぎたる児(ちご)の目に髪のおほひたるを」〈能因本枕・一五五〉

あま【海人・海士・海女・×蜑】🔗🔉

あま【海人・海士・海女・×蜑】 海に潜って貝類や海藻をとるのを仕事とする人。男を「海士」、女を「海女」と書く。《季 春》「流木を火となし母の―を待つ/三鬼」海辺に住み、魚介や海藻をとるのを業とする者。漁師。「打麻(うちそ)を麻続王(をみのおほきみ)―なれや伊良虞(いらご)の島の玉藻刈ります」〈万・二三〉

あま【海人・海士】🔗🔉

あま【海人・海士】 謡曲。五番目物。藤原房前(ふじわらのふささき)は讃岐(さぬき)国志度の浦で、わが子のために命に代えて宝珠を奪い返した母の霊に会い、供養する。

あま【安摩・案摩】🔗🔉

あま【安摩・案摩】 雅楽の舞曲。唐楽。壱越(いちこつ)調の曲。二人舞(時に一人舞)で、舞人は笏(しやく)を持ち、巻纓冠(けんえいかん)に安摩の面(おもて)をつける。答舞(とうぶ)の「二の舞」を伴う。安摩の舞。→二の舞

大辞泉 ページ 441