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くらまえ【蔵前】くらまへ🔗🔉

くらまえ【蔵前】くらまへ 東京都台東区の地名。隅田川の西岸にあり、江戸時代に幕府の米蔵が置かれた。

くらまえ‐ふう【蔵前風】くらまへ‐🔗🔉

くらまえ‐ふう【蔵前風】くらまへ‐ 江戸時代、浅草蔵前の札差(ふださし)の豪奢(ごうしや)な風俗。女性の髪の結い方の一。丸髷(まるまげ)の一種で、髷の根を高く、前後を短くして、髱(たぼ)を低くしたもの。江戸後期に流行。蔵前の札差の家の女性の好みから出た。のめしまるまげ。のめしまげ。

くら‐まぎれ【暗紛れ】🔗🔉

くら‐まぎれ【暗紛れ】 暗やみに紛れること。また、その時刻や場所。「花が雪あかりのような作用をして、あたりの物象を―から浮き上らせているのであろうか」〈谷崎・少将滋幹の母〉

くらま‐ごけ【×鞍馬×苔】🔗🔉

くらま‐ごけ【×鞍馬×苔】 イワヒバ科の常緑、多年生のシダ。山地の樹林下に生える。茎は地をはい、分枝して苔のように広がる。葉は鱗片(りんぺん)状。小枝の先に胞子穂をつける。鞍馬山で発見された。叡山(えいざん)苔。愛宕(あたご)苔。

くらまじし【鞍馬獅子】🔗🔉

くらまじし【鞍馬獅子】 歌舞伎舞踊。富本、のち清元。本名題「夫婦酒替奴中仲(みようとざけかわらぬなかなか)」。中村重助作詞、名見崎徳治作曲。安永六年(一七七七)江戸市村座初演。義経が殺されたと聞いて狂乱する静御前に太神楽(だいかぐら)に身をやつした御厩(おんまや)の喜三太、餅(もち)売り・酒売りの夫婦に姿を変えた女夫狐(みようとぎつね)を配したもの。

くらま・す【×晦ます・暗ます】🔗🔉

くらま・す【×晦ます・暗ます】 [動サ五(四)]居場所をわからないようにする。見つけられないように姿を隠す。「行方を―・す」「姿を―・す」行為や事実をごまかす。たぶらかす。「人の目を―・す」

くら‐まち【蔵町・倉町】🔗🔉

くら‐まち【蔵町・倉町】 蔵が建ち並んでいる一区画。「―に御倉いと多かり」〈宇津保・俊蔭〉

くらま‐でら【鞍馬寺】🔗🔉

くらま‐でら【鞍馬寺】 京都市左京区鞍馬本町にある寺。鞍馬弘教(ぐきよう)の本山。もと天台宗。山号は松尾山。開創は宝亀元年(七七〇)、開山は鑑真(がんじん)の弟子鑑禎と伝える。平安京北方鎮護の寺として、のちに融通念仏の道場ともなり朝野の信仰を集めた。竹伐り会式(えしき)や火祭りの行事は有名。

大辞泉 ページ 4462