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くり‐や【繰(り)矢】🔗🔉

くり‐や【繰(り)矢】 矢の一。矢竹は焦篦(こがしの)で、根元が木、矢羽は鴨の第一羽。遠矢(とおや)に用いた。

くりやがわ‐の‐き【厨川の柵】くりやがは‐🔗🔉

くりやがわ‐の‐き【厨川の柵】くりやがは‐ 岩手県盛岡市の北西部にあった古代の砦(とりで)。康平五年(一〇六二)前九年の役で、源頼義・義家父子が安倍貞任(さだとう)・宗任(むねとう)兄弟を攻め滅した所。

くりやがわ‐はくそん【厨川白村】くりやがは‐🔗🔉

くりやがわ‐はくそん【厨川白村】くりやがは‐一八八〇〜一九二三]英文学者・評論家。京大教授。京都の生まれ。本名、辰夫。「近代文学十講」で、西欧の近代文学思潮を体系的に解説。他に「象牙の塔を出でて」「近代の恋愛観」など。

くりやき【栗焼】🔗🔉

くりやき【栗焼】 狂言。主人の命令で栗を焼いていた太郎冠者が、みな食べてしまい、苦しまぎれに竈(かまど)の神に進上したといってごまかす。

くりやま【栗山】🔗🔉

くりやま【栗山】 姓氏の一。

くりやま‐せんぽう【栗山潜鋒】🔗🔉

くりやま‐せんぽう【栗山潜鋒】一六七一〜一七〇六]江戸中期の儒学者。山城の人。名は愿。山崎闇斎の門下。徳川光圀に招かれ、「大日本史」の編纂に従事。著「保建大記」「倭史後編」など。

くりやま‐だいぜん【栗山大膳】🔗🔉

くりやま‐だいぜん【栗山大膳】一五九一〜一六五二]江戸前期の筑前福岡藩の家老。名は利章。藩主黒田忠之の行状をいさめたが聞き入れられず、幕府に出訴。黒田騒動の主人公として、講談・芝居などに脚色されている。

くりや‐め【×厨女】🔗🔉

くりや‐め【×厨女】 台所の仕事をする女。水仕女(みずしめ)。「―のきよげなるが、さし出でて」〈枕・六〇〉

くりゃ・る【呉りゃる】🔗🔉

くりゃ・る【呉りゃる】 [動ラ四]《「く(呉)れやる」の音変化》「くれる」に軽い尊敬の意を添える。くださる。「そなたのお戻りやるを待ちかねたほどに、いとまを―・れ」〈虎明狂・箕被〉(補助動詞)動詞の連用形に接続助詞「て」を添えた形に付いて、…してくださるの意を表す。「わごりょの在所へ秘計して売って―・れ」〈虎明狂・伯母が酒〉

クリューガー【Stephanus Johannes Paulus Krger】🔗🔉

クリューガー【Stephanus Johannes Paulus Krger】一八二五〜一九〇四]南アフリカのボーア人政治家。トランスバール共和国最後の大統領。在任一八八三〜一八九九。英国の併合政策に抵抗して南ア戦争を起こしたが敗れ、スイスに亡命。

大辞泉 ページ 4490