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あま‐の‐うきはし【天の浮き橋】🔗🔉

あま‐の‐うきはし【天の浮き橋】 高天原と地上との間に架かっていたという橋。「―の上に立たして」〈神代紀・上〉

あまのうずめ‐の‐みこと【天鈿女命・天宇受売命】🔗🔉

あまのうずめ‐の‐みこと【天鈿女命・天宇受売命】 日本神話で、天照大神(あまてらすおおみかみ)が天(あま)の岩屋に隠れた際、その前で踊り、大神を誘い出した女神。天孫降臨に五伴緒神(いつとものおのかみ)として従い、天の八衢(やちまた)にいた猿田彦神に道案内をさせた。猿女君(さるめのきみ)の祖神。

あまのおしひ‐の‐みこと【天忍日命】🔗🔉

あまのおしひ‐の‐みこと【天忍日命】 日本神話の神。天孫降臨に際し、天津久米命(あまつくめのみこと)とともに先駆けを務めた。大伴氏の祖神。

あまのおしほみみ‐の‐みこと【天忍穂耳尊】🔗🔉

あまのおしほみみ‐の‐みこと【天忍穂耳尊】 日本神話で、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の父。天照大神(あまてらすおおみかみ)と素戔嗚尊(すさのおのみこと)が誓約(うけい)をしたときに生まれた神。正哉吾勝勝速日(まさかあかつかちはやひ)天忍穂耳尊。

あま‐の‐おもて【安摩の面】🔗🔉

あま‐の‐おもて【安摩の面】 舞楽「安摩」に用いる仮面。長方形の厚紙に薄絹を張り、墨で様式化した人の顔を描いたもの。→蔵面(ぞうめん)矢羽根の斑(ふ)の一。上に黒い山形、下に黒いうろこ形の斑のあるワシの白羽。あまのめ。

あま‐の‐かぐやま【天香山・天香具山】🔗🔉

あま‐の‐かぐやま【天香山・天香具山】 高天原(たかまのはら)にあったといわれる山。奈良県橿原(かしはら)市の山。標高一四八メートル。畝傍(うねび)山・耳成(みみなし)山とともに大和三山の一。香具山。あめのかぐやま。《歌枕》「大和には群山あれどとりよろふ―」〈万・二〉

あまのかるも【海人の刈藻】🔗🔉

あまのかるも【海人の刈藻】 平安末期から鎌倉初期にかけて成立した物語。四巻。作者不詳。権大納言と藤壺の女御との悲恋を描く。大田垣蓮月(おおたがきれんげつ)の歌集。明治三年(一八七〇)発表。閑雅な詩境が平明に歌われている。

あま‐の‐がわ【天の川・天の河】‐がは🔗🔉

あま‐の‐がわ【天の川・天の河】‐がは 晴れた夜空に帯状に見える無数の恒星の集まり。夏から秋に最もよく見える。中国の伝説に、牽牛星(けんぎゆうせい)と織女星(しよくじよせい)とが七月七日にこの川を渡って、年に一度だけ出会うという。銀河。銀漢。雲漢。天漢。河漢。《季 秋》「荒海や佐渡に横たふ―/芭蕉」

大辞泉 ページ 460