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け【×卦】🔗🔉

け【×卦】 易で、算木に現れる種々の象(かたち)。これで人生や事柄の吉凶を占う。陰陽二種の爻(こう)を組み合わせるのを八卦(はつけ)といい、さらにこれを二つずつ配合して六十四卦を生ずる。

け【怪・×恠】🔗🔉

け【怪・×恠】 あやしいこと。不思議なこと。怪異。「かやうの―ども、未然に凶を示しけれども」〈太平記・二〇〉もののけ。たたり。「この男も生頭痛(なまかしらいた)くなりて、女は喜びつれどもそれが―のするなめり、と思ひて」〈今昔・二七・二〇〉

け【×罫】🔗🔉

け【×罫】けい(罫)」に同じ。「四巻経書き奉るべき紙経師に打ちつがせ―かけさせて」〈宇治拾遺・八〉

け【来】🔗🔉

け【来】 動詞「く(来)」の連用形「き」の上代東国方言。「水鳥の発(た)ちの急ぎに父母に物言(は)ずけにて今ぞ悔しき」〈万・四三三七〉

け【消】🔗🔉

け【消】 動詞「く(消)」の未然・連用形。→く(消)

け【異】🔗🔉

け【異】 [形動ナリ]普通と違っているさま。異常なさま。「衣手(ころもで)葦毛(あしげ)の馬のいなく声心あれかも常ゆ―に鳴く」〈万・三三二八〉まさっているさま。格別であるさま。「十月ばかりの紅葉、四方(よも)の山辺よりも―にいみじくおもしろく」〈更級〉→異(け)

大辞泉 ページ 4600