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けん‐ろ【×涓露】🔗🔉

けん‐ろ【×涓露】 露ほどの水。ほんの少しの水。「巨海(こかい)の―を納(い)るるに喩(たと)ふ」〈和漢朗詠・下〉

けん‐ろ【険路・×嶮路】🔗🔉

けん‐ろ【険路・×嶮路】 けわしい道。「―を進む」

けん‐ろ【賢路】🔗🔉

けん‐ろ【賢路】 賢者が進む道。賢者の昇進する道。

賢路を塞(ふさ)・ぐ🔗🔉

賢路を塞(ふさ)・ぐ 《潘岳「河陽県作」から》無能な者が官職にとどまって、賢者の仕官や昇進を妨げる。

けん‐ろ【顕露】🔗🔉

けん‐ろ【顕露】 [名]スルはっきりあらわれること。露顕。「その―すると、隠蔵するとを論ぜず」〈中村訳・西国立志編〉

げん‐ろ【言路】🔗🔉

げん‐ろ【言路】 君主・上役などに対して意見を述べる方法・手段。「―を塞ぎ業作を妨るの事は」〈福沢・学問のすゝめ〉

けん‐ろう【×倦労】‐ラウ🔗🔉

けん‐ろう【×倦労】‐ラウ [名]スル物事にあきて疲れること。疲れていやになること。「毫も人をして―せしめず」〈村田文夫・西洋聞見録〉

けん‐ろう【堅×牢】‐ラウ🔗🔉

けん‐ろう【堅×牢】‐ラウ [名・形動]物がしっかりと、壊れにくくできていること。また、そのさま。「―なつくり」「―無比」 [派生]けんろうさ[名][名]「堅牢地神」の略。

けん‐ろう【×嶮浪】‐ラウ🔗🔉

けん‐ろう【×嶮浪】‐ラウ 勢いのはげしい大波。

けん‐ろう【賢郎】‐ラウ🔗🔉

けん‐ろう【賢郎】‐ラウ 他人を敬って、その息子をいう語。賢息。令息。

げん‐ろう【元老】‐ラウ🔗🔉

げん‐ろう【元老】‐ラウ 官位・年齢が高く、声望のある功臣。ある分野で長い間その仕事に携わり、功労のあった人。「経済界の―」明治後期から昭和前期にかけて、憲法規定外の存在ではあったが、政務の決定や後継首相の決定などにあずかって力のあった老臣。黒田清隆・伊藤博文・西園寺公望ら。

げんろう‐いん【元老院】ゲンラウヰン🔗🔉

げんろう‐いん【元老院】ゲンラウヰン 古代ローマの立法・諮問機関。共和政期には政治の運営の中心機関となったが、帝政期には権限が縮小された。明治八年(一八七五)左院の後身として設置された立法機関。同二三年帝国議会の開設により廃止。

大辞泉 ページ 4955