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こい‐くち【濃(い)口】🔗🔉

こい‐くち【濃(い)口】 醤油などの味や色が濃いこと。また、そのもの。薄口。「濃い口醤油」の略。

こい‐ぐち【×鯉口】こひ‐🔗🔉

こい‐ぐち【×鯉口】こひ‐ 《断面が鯉の開いた口に似ているところから》刀の鞘(さや)の口。和服で水仕事などをするとき、着物が汚れるのを防ぐために上に着る、袖口の小さい筒袖の上っ張り。

鯉口を切・る🔗🔉

鯉口を切・る すぐに刀が抜けるように、刃を少し引き出しておく。鯉口をくつろげる。「刀を引き寄せ、―・って見せた」〈藤村・夜明け前〉

こいくち‐しょうゆ【濃(い)口×醤油】‐シヤウユ🔗🔉

こいくち‐しょうゆ【濃(い)口×醤油】‐シヤウユ 色の濃い、普通の醤油のこと。薄口醤油に対していう。

こい‐げしょう【濃い化粧】‐ゲシヤウ🔗🔉

こい‐げしょう【濃い化粧】‐ゲシヤウ 紅やおしろいを濃く塗った化粧。厚化粧。

こい‐こい🔗🔉

こい‐こい 花札の遊びの一。二人で行う。役のできた側が勝負を打ち切らないで、さらに大きい役をめざすときには「来い」と言って勝負を続ける。

ごいこう【語意考】ゴイカウ🔗🔉

ごいこう【語意考】ゴイカウ 江戸中期の語学書。一巻。賀茂真淵(かものまぶち)著。寛政元年(一七八九)刊。真淵の古語に関する考え方を述べたもの。五十音図に基づいて動詞の活用を説き、語義については実証的に説明した。

こい‐こが・れる【恋い焦がれる】こひ‐🔗🔉

こい‐こが・れる【恋い焦がれる】こひ‐ [動ラ下一]こひこが・る[ラ下二]恋しさのあまり、ひどく思い悩む。「夜も眠れないほど―・れる」

こい‐こく【×濃】こひ‐🔗🔉

こい‐こく【×濃】こひ‐ 《「鯉の濃漿(こくしよう)」の意》鯉を筒切りにして、味噌汁で時間をかけて煮込んだ料理。

こい‐ごころ【恋心】こひ‐🔗🔉

こい‐ごころ【恋心】こひ‐ 恋しいと思う心。「淡い―を抱く」「―が芽生える」

こい‐ごろも【恋衣】こひ‐🔗🔉

こい‐ごろも【恋衣】こひ‐ 心から離れない恋を、身につける衣にたとえていう語。「―着奈良の山に鳴く鳥の間なく時なしあが恋ふらくは」〈万・三〇八八〉恋をしている人の着ている衣。「妹待つと山の雫(しづく)に立ちぬれてそぼちにけらしわが―」〈風雅・恋二〉

こ‐いさかい【小×諍ひ】‐いさかひ🔗🔉

こ‐いさかい【小×諍ひ】‐いさかひ ちょっとしたけんか。「思ふ仲の―、雨降りて地固まる」〈吉原すずめ・上〉

大辞泉 ページ 4970