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こうや【高野】カウヤ🔗⭐🔉
こうや【高野】カウヤ
和歌山県の高野山のこと。また、そこにある金剛峰寺(こんごうぶじ)や真言宗・弘法大師などをさす。
高野六十那智(なち)八十🔗⭐🔉
高野六十那智(なち)八十
高野山や那智山では男色が盛んで、六〇歳や八〇歳の老年になっても男色の相手をさせられる者があるという意。一説に、高野紙は一帖が六〇枚、那智紙は一帖が八〇枚であるところから出たとも。
こう‐や【△紺屋】🔗⭐🔉
こう‐や【△紺屋】
《「こんや」の音変化》染め物を業とする者。また、その家。もと、藍で布を紺色に染める者をさした。染色を行う家は、古くは、紺屋・紅屋・茶屋のように、得意とする専門の染め色で独立していた。こんかき。こうかき。
紺屋の明後日(あさって)🔗⭐🔉
紺屋の明後日(あさって)
紺屋の仕事は天候に左右され仕上がりが遅れがちで、催促されるといつも「あさって」と言い抜けるばかりで、当てにならないこと。約束の期日が当てにならないことのたとえ。
紺屋の地震🔗⭐🔉
紺屋の地震
申し訳ないの意をしゃれていう語。地震で藍瓶(あいがめ)が揺れて中の藍が澄まない意を「相済まない」に掛けたもの。
紺屋の白袴(しろばかま)🔗⭐🔉
紺屋の白袴(しろばかま)
紺屋が、自分の袴は染めないで、いつも白袴をはいていること。他人のことに忙しくて、自分自身のことには手が回らないことのたとえ。こうやのしらばかま。
こうや‐がさ【高野×笠】カウヤ‐🔗⭐🔉
こうや‐がさ【高野×笠】カウヤ‐
高野聖(ひじり)などがかぶった大きな檜笠(ひがさ)。
こうや‐がみ【高野紙】カウヤ‐🔗⭐🔉
こうや‐がみ【高野紙】カウヤ‐
高野山付近から産出する紙。高野版・障子・傘などに用いられた。
こうや‐がみ【△紙屋紙】かうや‐🔗⭐🔉
こうや‐がみ【△紙屋紙】かうや‐
「かみやがみ」の音変化。「―の草子」〈源・玉鬘〉
こうや‐ぎれ【高野切】カウヤ‐🔗⭐🔉
こうや‐ぎれ【高野切】カウヤ‐
《もと高野山の所蔵であったところから》古筆切(こひつぎれ)の一。現存最古の古今集の写本の断簡で、紀貫之筆の伝承がある。
こう‐やく【口約】🔗⭐🔉
こう‐やく【口約】
[名]スル文書によらず、口頭で約束すること。また、その約束。くちやくそく。「―を交わす」「再会を―する」
こう‐やく【公役】🔗⭐🔉
こう‐やく【公役】
江戸時代、大坂で町人に課した役銀。町奉行所および町会所などの費用に充てた。
こう‐やく【公約】🔗⭐🔉
こう‐やく【公約】
[名]スル公開の場で、また公衆に対して約束すること。特に、選挙のときに政党や立候補者などが、公衆に対して政策などの実行を約束すること。また、その約束。「減税を―する」
大辞泉 ページ 5237。