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こく‐あん【黒×闇・黒暗】🔗🔉

こく‐あん【黒×闇・黒暗】 くらやみ。暗黒。また、仏教で、迷いの闇。「三塗(さんづ)の―ひらくなり」〈三帖和讚〉「黒闇天」の略。

ごく‐あん【獄案】🔗🔉

ごく‐あん【獄案】 裁判の調書。「英国に於ては吟味方誓詞の上…―を定む」〈鈴木唯一訳・英政如何〉

こく‐あんあん【黒暗暗・黒××闇】🔗🔉

こく‐あんあん【黒暗暗・黒××闇】 [名]墨を流したようにまっくろなこと。まっくらなこと。「天下を悪魔の巣窟と見て、―の中に彷徨し」〈一葉・うもれ木〉[ト・タル][形動タリ]まっくろなさま。また、まっくらなさま。「―たる其中にキャッと魂消(たまぎ)る声は」〈露伴・いさなとり〉

こくあん‐じごく【黒×闇地獄】‐ヂゴク🔗🔉

こくあん‐じごく【黒×闇地獄】‐ヂゴク 阿鼻(あび)地獄に属する地獄の一。灯明や、父母・長上の物を盗んだ罪人が、その報いを受ける。黒闇。

こくあん‐てん【黒闇天】🔗🔉

こくあん‐てん【黒闇天】 容貌(ようぼう)醜悪で、人に災難を与えるという女神。吉祥天の妹で、密教では閻魔王(えんまおう)の妃とする。黒闇天女。黒闇女。黒夜神。

こくあん‐てんにょ【黒闇天女】🔗🔉

こくあん‐てんにょ【黒闇天女】 黒闇天(こくあんてん)

こく‐い【刻意】🔗🔉

こく‐い【刻意】 深く気を配ること。心を砕くこと。苦心すること。「却って長閑(のどか)な春の感じを―に添えつつある」〈漱石・草枕〉

こく‐い【国威】‐ヰ🔗🔉

こく‐い【国威】‐ヰ 国の威力。その国が対外的に持つ威力。「―を発揚する」

こく‐い【黒衣】🔗🔉

こく‐い【黒衣】 黒色の衣服。特に、仏教の僧の着る墨染めの衣。また、牧師や修道女のまとう僧衣。こくえ。

こ‐ぐい【小食い】‐ぐひ🔗🔉

こ‐ぐい【小食い】‐ぐひ 少ししか食べないこと。少食。また、少しずつ食べること。

ごく‐い【極位】‐ヰ🔗🔉

ごく‐い【極位】‐ヰ 最上の位。また、人臣の最高位の従一位。きょくい。「―極官」

ごく‐い【極意】🔗🔉

ごく‐い【極意】 学問や技芸などで、核心となる大切な事柄。奥義。「―を授かる」「―を会得する」

ごく‐い【獄衣】🔗🔉

ごく‐い【獄衣】 服役中の囚人が着る衣服。囚人服。

こくいこう【国意考】コクイカウ🔗🔉

こくいこう【国意考】コクイカウ 江戸後期の国学書。一巻。賀茂真淵著。文化三年(一八〇六)刊。儒教・仏教などの外来思想を批判し、古代の風俗や歌道の価値を認め、日本固有の精神への復帰を説いたもの。

大辞泉 ページ 5327