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あ・る【荒る】🔗🔉

あ・る【荒る】 [動ラ下二]「あれる」の文語形。

あ・る【散る・離る】🔗🔉

あ・る【散る・離る】 [動ラ下二]離れる。ちりぢりになる。遠ざかる。「さまに従ひて、ここをば―・れはてじ、となむ思ふを」〈源・早蕨〉

ある【×或る】🔗🔉

ある【×或る】 [連体]《動詞「あり」の連体形から》はっきり名を挙げずに物事をさす語。また、漠然と物事をさしていう語。「―所」「―日」「―人」

あるあほうのいっしょう【或阿呆の一生】あるアハウのイツシヤウ🔗🔉

あるあほうのいっしょう【或阿呆の一生】あるアハウのイツシヤウ 芥川竜之介の短編小説。昭和二年(一九二七)発表。五一章よりなる自伝的小説。

アル‐イドリーシー【al-Idrs🔗🔉

アル‐イドリーシー【al-Idrs イドリーシー

ある‐い‐は【×或いは】🔗🔉

ある‐い‐は【×或いは】 《動詞「あり」の連体形+副助詞「い」+係助詞「は」から。本来は、「ある人は」「ある場合は」などの意の主格表現となる連語》[副]同類の事柄を列挙していろいろな場合のあることを表す。一方では。「―歌をうたい、―笛を吹く」ある事態が起こる可能性があるさま。ひょっとしたら。「―私がまちがっていたかもしれない」「明日は―雨かもしれない」[接]同類の物事の中のどれか一つであることを表す。または。もしくは。「みりん、―酒を加える」◆歴史的仮名遣いで「あるひは」と書く習慣は誤り。 [用法]あるいは・または――「多くの主婦が、外で働き、あるいは(または)学習に励んでいる」「明日は雨あるいは(または)雪になるでしょう」のように、二つのうちのどちらかということを表す場合は、「あるいは」「または」の両方が使える。◇「会議は五時終了の予定だが、あるいは、三〇分ほど延びるかもしれない」のような「もしかすると」の意の副詞用法では、「または」は使えない。◇類似の語に「それとも」がある。「それとも」は「進学するか、それとも就職するか、まだ決めていない」のように疑問の形の文をつなぐときに用いる。この場合、「あるいは」も「または」も使えるが、「それとも」が最も話し言葉的である。

あるおんな【或る女】あるをんな🔗🔉

あるおんな【或る女】あるをんな 有島武郎(ありしまたけお)の長編小説。大正八年(一九一九)刊。自我に目覚めた女、早月葉子(さつきようこ)が、旧弊な周囲に反抗して奔放に生き、ついに自滅する姿を描く。

大辞泉 ページ 559