複数辞典一括検索+

こと‐がま・し【事がまし】🔗🔉

こと‐がま・し【事がまし】 [形シク]仰々(ぎようぎよう)しい。ことごとしい。大げさだ。「その体(てい)―・しく出で立ちたり」〈曾我・九〉

こと‐がま・し【言×囂し】🔗🔉

こと‐がま・し【言×囂し】 [形シク]言葉が多い。口やかましい。うるさい。「さがなく―・しきも、しばしは、なまむつかしう」〈源・夕霧〉

こと‐がみ【琴頭】🔗🔉

こと‐がみ【琴頭】 琴の頭の方。琴尾(ことじり)

こと‐がら【言柄】🔗🔉

こと‐がら【言柄】 歌などの、言葉の品位や趣。「今の世の人の詠みぬべき―とは見えず」〈徒然・一四〉

こと‐がら【事柄】🔗🔉

こと‐がら【事柄】 物事の内容・ようす。また、物事そのもの。「調べた―を発表する」「新企画に関する極秘の―」「重大な―」《「こつがら(骨柄)」の音変化という》人物のありさま。体格。品格。「つらだましひ、―、いづれも劣らず」〈平家・九〉

こと‐かわ・る【事変(わ)る】‐かはる🔗🔉

こと‐かわ・る【事変(わ)る】‐かはる [動ラ五(四)]ようすが違う。趣が変わる。「以前とは―・ってカラフルな制服が多くなった」

こと‐き【異木】🔗🔉

こと‐き【異木】 別の木。ほかの木。「桐の木の花…、―どもと等しう言ふべきにもあらず」〈枕・三七〉

ごとき【如き】🔗🔉

ごとき【如き】 《比況の助動詞「ごとし」の連体形》活用語の連体形、体言、助詞「の」「が」に付いて、比喩(ひゆ)・例示を表す。…のような。「彼が言うごとき結果になる」「彼のごとき人物はこの世に二人とはいない」「眠るがごとき大往生」◆現代では文章語的表現、または改まった表現をする場合に用いられる。

こと‐ぎれ【事切れ】🔗🔉

こと‐ぎれ【事切れ】 事が終わること。決着がつくこと。息が絶えること。死ぬこと。

ことぎれ‐の‐ごせいばい【事切の御成敗】🔗🔉

ことぎれ‐の‐ごせいばい【事切の御成敗】 鎌倉時代の裁判で、勝訴の訴人または論人(被告)に下知状を下付して結審としたこと。

ことぎれ‐もんじょ【事切文書】🔗🔉

ことぎれ‐もんじょ【事切文書】 鎌倉時代、落着した裁判の一件書類。

こと‐き・れる【事切れる】🔗🔉

こと‐き・れる【事切れる】 [動ラ下一]ことき・る[ラ下二]息が絶える。死ぬ。「救急車が来たときにはすでに―・れていた」事が終わる。落着する。「疾(とく)してあはれ―・れよかし」〈平治・上〉

大辞泉 ページ 5609