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言葉が尖(とが)・る🔗🔉

言葉が尖(とが)・る 言葉の調子がとげとげしくなる。

言葉なお耳に在り🔗🔉

言葉なお耳に在り 《「春秋左伝」文公七年から》以前聞いた言葉が、今でも鮮やかに耳に残っている。

言葉な・し🔗🔉

言葉な・し なんと言ってよいかわからない。言いわけの言葉に窮する。「我が怠り思ひ知られて―・き心地するに」〈徒然・三六〉

言葉に甘・える🔗🔉

言葉に甘・える 相手の親切な申し出をそのまま受け入れる。多く、「お言葉に甘えて…」の形で用いる。「お―・えて先に帰らせていただきます」

言葉に余・る🔗🔉

言葉に余・る 言葉では言い尽くせない。言葉では表せない。「感謝の気持ちは―・るほどです」

言葉に花が咲・く🔗🔉

言葉に花が咲・く 話が弾む。「ことばに花も咲きて声だかに笑うようにもなれば」〈一葉・花ごもり〉話が弾みすぎて、けんか同然になる。

言葉に花を咲か・す🔗🔉

言葉に花を咲か・す 言葉に花が咲く」に同じ。言葉巧みに話す。言葉を飾る。「一々に―・せ理(ことわり)に玉を連ねて答へける」〈太平記・一七〉

言葉の先を折・る🔗🔉

言葉の先を折・る 口出しをして、人の話をさえぎる。「御用意よくば早お立ちと、申す言葉の先折って、輝国殿、何おっしゃる」〈浄・手習鑑〉

言葉の下(した)から🔗🔉

言葉の下(した)から 言い終わるか終わらないうち。言下に。「謝る―もう怒らせるようなことを言う」

言葉は国の手形🔗🔉

言葉は国の手形 言葉のなまりは通行手形のように、その人の生まれ育った国を表す。

言葉は心の使い🔗🔉

言葉は心の使い 心に思っていることは自然と言葉にあらわれるということ。「―と申せば、これらの人の胸のうち、つたなくさわがしくこそ覚え侍れ」〈ささめごと〉

言葉は身の文(あや)🔗🔉

言葉は身の文(あや) 《「春秋左伝」僖公二四年から》言葉はその人の品位を表すということ。

言葉を返・す🔗🔉

言葉を返・す 返事をする。「―・す間もない」相手の言うことに従わず、口答えをする。「お―・すようですが」

言葉を掛・ける🔗🔉

言葉を掛・ける かるく話しかける。また、それと意識して話しかける。「ねぎらいの―・ける」「―・けるタイミングを失う」

言葉を飾・る🔗🔉

言葉を飾・る 巧みな言葉遣いをする。特に、巧みな言い回しで偽りを言う。

大辞泉 ページ 5623