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こん‐りょう【×竜】🔗🔉

こん‐りょう【×竜】 天子の礼服につける竜の縫い取り。また、その縫い取りのある衣服。「袞竜の御衣」の略。

袞竜の袖(そで)に隠れる🔗🔉

袞竜の袖(そで)に隠れる 天子の特別の恵みにすがって、かってな振る舞いをする。

ごん‐りょう【含霊】‐リヤウ🔗🔉

ごん‐りょう【含霊】‐リヤウ含識(がんしき)」に同じ。

こんりょう‐の‐ぎょい【×竜の御衣】🔗🔉

こんりょう‐の‐ぎょい【×竜の御衣】 昔、天皇が着用した中国風の礼服。上衣と裳(も)とからなり、上衣は赤地に、日・月・星・竜・山・火・雉子(きじ)などの縫い取りをした綾織物。即位式や大嘗会(だいじようえ)・朝賀などの儀式に用いた。

こんりょう‐の‐そで【×竜の×袖】🔗🔉

こんりょう‐の‐そで【×竜の×袖】 天子の衣の袖。天子の威徳のたとえ。

こん‐りん【金輪】🔗🔉

こん‐りん【金輪】 仏語。三輪・四輪の一。水輪の上位にあり、この上に九山八海(くせんはつかい)を支える。地輪。《「金輪宝」の略》金輪王のもつ七宝の一。その王の前にあり、金輪王を善導するという。「金輪王」の略。

こん‐りん【混林】🔗🔉

こん‐りん【混林】 いろいろな樹木がまざっている森林。

こんりん‐おう【金輪王】‐ワウ🔗🔉

こんりん‐おう【金輪王】‐ワウ 転輪王の一。金の宝輪を感得し、須弥山(しゆみせん)の四州を統治する王。金輪聖王。こんりんのう。

ごんりん‐おう【銀輪王】‐ワウ🔗🔉

ごんりん‐おう【銀輪王】‐ワウ 転輪王の一。銀の宝輪を感得し、須弥山(しゆみせん)の東・南・西三州を統治する王。ぎんりんおう。

こんりん‐ざい【金輪際】🔗🔉

こんりん‐ざい【金輪際】 [名]仏語。大地の最下底のところ。大地がある金輪の一番下、水輪に接するところ。金輪奈落。物事の極限。ゆきつくところ。「逢ひ初めし時の誓文を―と思ひつめ」〈浄・薩摩歌〉[副](あとに打消しの語を伴って用いる)強い決意をもって否定する意を表す語。絶対に。断じて。「―承知しない」「もう―ごめんだ」極限まで。どこまでも。とことんまで。「聞きかけたことは―聞いてしまはねば、気がすまぬ」〈滑・膝栗毛・六〉

こんりん‐ならく【金輪×奈落】🔗🔉

こんりん‐ならく【金輪×奈落】 [名]「金輪際」に同じ。[副]どこまでも。とことん。底の底まで。こんりんざい。「かう握ったら―、旗は切れてもちぎれても、…やみやみと渡さうかと」〈浄・布引滝〉

大辞泉 ページ 5868