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さい【×さひ🔗🔉

さい【×さひ 刀や小刀。刃物。「太刀ならば呉(くれ)のま―」〈推古紀・歌謡〉(すき)。「―を作りて此の岡を祭るに」〈播磨風土記〉

さい【才】🔗🔉

さい【才】 [名]《古くは「ざい」とも》生まれつきもっている知能の働き。才能。才知。才気。「―におぼれる」「―に走る」学問。学。才識。ざえ。尺貫法の容積の単位。勺(しやく)の一〇分の一。約一・八ミリリツトル。木材の体積の単位。一寸(約三・〇三センチ)角で、建具・家具用材では長さ六尺(約一・八メートル)、建築用材では長さ一二尺(約三・六メートル)の体積を一才とする。石材や船の積み荷の体積の単位。一才は一立方尺(約〇・〇二七八立方メートル)。じゅうたんなど織物の大きさを表す単位。一才は一平方フイート(約九二平方センチ)。〔接尾〕助数詞。「歳」に当てて、年齢を数えるのに用いる。「四、五―」

さい【妻】🔗🔉

さい【妻】 つま。他人に対して自分のつまをいう語。家内。「今―も憚(はばか)りへ行きたいと云うものだから」〈芥川・将軍〉

さい【×采・×賽】🔗🔉

さい【×采・×賽】 双六(すごろく)・ばくちなどで用いる小さな立方体の道具。六つの面に一から六までの目が記してあり、投げ転がして上面に出た数により勝負を決める。さいころ。「采配」の略。「―を振る」

賽は投げられた🔗🔉

賽は投げられた(ラテン)Alea jacta est》事ここに至ったうえは、結果はどうなろうとも断行するほかはない。◆カエサルが、軍を率いてルビコン川を渡るときに言ったといわれる言葉。

采を採・る🔗🔉

采を採・る 指揮をする。采配をとる。

さい【斎】🔗🔉

さい【斎】 [名]仏語。身心をつつしみ清浄を保つこと。斎戒。僧が正午にとる食事。とき。斎食。仏事法要のときの食事。とき。〔接尾〕居室の名や文人などの雅号に付けて用いる。「自然―(宗祇(そうぎ))」「臨江―(紹巴(じようは))」

大辞泉 ページ 5881