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さ・く【裂く・割く】🔗🔉

さ・く【裂く・割く】 [動カ五(四)]ひと続きのものを、強い力を加えて直線的に二つに離す。手で強く引っ張って破る。「布を―・く」「生木を―・く」刃物などで切って開く。「魚の腹を―・く」「うなぎを―・く」親しい関係にある者どうしを無理に離す。「二人の仲を―・く」(割く)予定しているものの一部を、都合して他の用に充てる。「時間を―・く」「紙面を―・く」「人手を―・く」目尻に入れ墨をする。「あめつつ千鳥ま鵐(しとと)など―・ける利目(とめ)」〈記・中・歌謡〉 [可能]さける[動カ下二]「さ(裂)ける」の文語形。

さ・く【離く・放く】🔗🔉

さ・く【離く・放く】 [動カ四]間を離す。離して遠ざける。また、仲を隔てる。「行くさには二人我が見しこの崎をひとり過ぐれば見も―・かず来(き)ぬ」〈万・四五〇〉[動カ下二]に同じ。「天の原踏みとどろかし鳴る神も思ふなかをば―・くるものかは」〈古今・恋四〉(他の動詞の連用形に付いて)…することで思いをはらす。「語り―・け見―・くる人目ともしみと」〈万・四一五四〉はるかに…する。「しばしばも見―・けむ山を」〈万・一七〉

さ・く【避く】🔗🔉

さ・く【避く】 [動カ下二]「さ(避)ける」の文語形。

さ・ぐ【下ぐ】🔗🔉

さ・ぐ【下ぐ】 [動ガ下二]「さ(下)げる」の文語形。

さ・ぐ【提ぐ】🔗🔉

さ・ぐ【提ぐ】 [動ガ下二]「さ(提)げる」の文語形。

ざく🔗🔉

ざく 鍋料理で、肉や魚に添えて煮る野菜。特に、斜めに切ったねぎをいう。「ざく銭(ぜに)」の略。

ざ‐ぐ【座具・×坐具】🔗🔉

ざ‐ぐ【座具・×坐具】 すわるときに敷くもの。ござ・布団の類。《梵nidanaの訳。音写は尼師壇》比丘(びく)が所持する六物(ろくもつ)の一。座臥(ざが)の際下に敷く。

さく‐あたり【作当(た)り】🔗🔉

さく‐あたり【作当(た)り】 農作物の実りのよいこと。豊作。作違い。

大辞泉 ページ 6039