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さし‐づつ【指筒】🔗🔉

さし‐づつ【指筒】 受筒(うけづつ)

さし‐つど・う【差し集ふ】‐つどふ🔗🔉

さし‐つど・う【差し集ふ】‐つどふ [動ハ四]寄り集まる。「三、四人―・ひて絵など見るも」〈枕・一八四〉

さし‐づな【差(し)綱】🔗🔉

さし‐づな【差(し)綱】差し縄(なわ)」に同じ。

さし‐つま・る【差し詰まる】🔗🔉

さし‐つま・る【差し詰まる】 [動ラ四]困った状況におちいって窮する。窮迫する。「この詞(ことば)に兄弟―・ったる気を開き」〈浄・会稽山〉その時期、その場に近づく。差し迫る。「それぞれの家業外(ほか)になりゆき、―・りて迷惑する事なり」〈浮・胸算用・三〉

さし‐つ・む【差し詰む】🔗🔉

さし‐つ・む【差し詰む】 [動マ下二]せっぱつまった状態になる。思いつめる。「大神宮の仰せと思ひ候はんずるなりと―・めて仰せられたりける度」〈愚管抄・四〉矢を次々につがえる。「―・めて思ふ様に射けるに」〈太平記・一〉

差し詰め引き詰め🔗🔉

差し詰め引き詰め 立て続けに矢を弦(つる)につがえては射るさま。差し取り引き取り。差し取り引き詰め。「―さんざんに射る」〈平家・四〉

さし‐つらぬ・く【刺(し)貫く】🔗🔉

さし‐つらぬ・く【刺(し)貫く】 [動カ五(四)]刺して向こう側まで突き通す。刺し通す。「槍(やり)で―・く」

さし‐て【指(し)手】🔗🔉

さし‐て【指(し)手】 将棋で、駒を動かす手順・方法。「―に詰まる」将棋のじょうずな人。

さし‐て【差(し)手】🔗🔉

さし‐て【差(し)手】 相撲で、自分の手を相手の脇の下に差し入れること。また、その腕。

差し手を返・す🔗🔉

差し手を返・す(かいな)を返す」に同じ。

さし‐て🔗🔉

さし‐て [副]《動詞「さ(指)す」の連用形+接続助詞「て」から》(あとに打消しの語を伴って用いる)とりたてていうほど。それほど。たいして。「これは―重要ではない」「―遜色(そんしよく)はない」特にそれと指して。とりわけ。「鎌倉殿に―申すべき大事ども候」〈平家・一二〉◆は「然して」とも書くが、語源は「指して」と思われる。→さしたる

さしてもな・い🔗🔉

さしてもな・い それほどのことでもない。大したことでもない。「―・いことを、そのやうに厚う礼を言はれては」〈伎・青砥稿〉

さし‐で【差(し)出】🔗🔉

さし‐で【差(し)出】 突き出ていること。また、そのもの。「差し出口」の略。「言はれぬ―か知らねども」〈浄・会稽山〉「差し出者」の略。〈日葡〉

大辞泉 ページ 6112