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させ‐る🔗🔉

させ‐る [連体]《動詞「さ(指)す」の已然形+完了の助動詞「り」の連体形から。あとに打消しの語を伴って用いる》特に取り立てていうほどの。さほどの。さしたる。「皆、馬芸、―ことなき事どもなり」〈徒然・二三八〉◆「然せる」とも書いて、副詞「然(さ)」に、サ変動詞「す」の未然形、完了の助動詞「り」の連体形が付いたものからとみる説もあるが、「指せる」からとする説に従う。→さしたる

させる🔗🔉

させる [助動][させ|させ|させる|させる|させれ|させろ(させよ・させい)]《古語の助動詞「さす」の下一段化したもの》動詞の上一段・下一段・カ変活用の未然形に付く。使役の意を表す。「子供にすきなだけ食べさせる」(「させていただく」「させてもらう」の形で)相手方の許しを求めて行動する意をこめ、相手への敬意を表す。「今月限りで辞めさせていただきます」「答えさせてもらう」他の行動に対する、不干渉・放任の意を表す。「どうしても受験したいなら、受けさせるのだな」「好きなだけ食べさせなさい」(多くは「させられる」「させたもう」の形で)尊敬の意を表す。現代では文語調の表現に用いられ、高い敬意を表す。「神よ、人々に恵みを垂れさせたまえ」→しむ →しめる →す →せる◆「させる」は「御覧ぜさせられる」「講ぜさせる」のように、サ変動詞の未然形に付くこともある。

さ‐せん【左遷】🔗🔉

さ‐せん【左遷】 [名]スル《昔、中国で、右を尊び左を卑しんだところから》低い地位・官職におとすこと。左降。「閑職に―される」

さ‐せん【鎖線】🔗🔉

さ‐せん【鎖線】 短い直線と点との交互の連続線。点の数により一点鎖線、二点鎖線などという。

さ‐ぜん【作善】🔗🔉

さ‐ぜん【作善】 仏語。仏縁を結ぶための善事を行うこと。造仏・造塔・写経など。

ざ‐ぜん【座前】🔗🔉

ざ‐ぜん【座前】 座席のまえ。手紙で、あて名の脇付(わきづけ)に用いて敬意を表す語。

ざ‐ぜん【座禅・×坐禅】🔗🔉

ざ‐ぜん【座禅・×坐禅】 仏教の修行法の一。主として禅宗で行う。古代インドの修行形式を取り入れたもので、修行者は禅堂で結跏趺坐(けつかふざ)あるいは半跏趺坐し、半眼の姿勢をとる。精神を統一し、無念無想の境地に入って悟りを求める。

大辞泉 ページ 6135