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さん【山】🔗🔉

さん【山】 〔接尾〕《「ざん」とも》山の名に付けていう。「富士―」「六甲―」仏寺の称号に添えていう。山号。「比叡―延暦寺」「金竜―浅草寺」

ざん【残】🔗🔉

ざん【残】 のこり。あまり。「差し引き三万円の―」そこなうこと。きずつけること。「―に勝ち殺を棄てん事、何ぞ必ずしも百年を待たん」〈太平記・二〇〉

ざん【×斬】🔗🔉

ざん【×斬】 罪人の首をきる刑。斬罪。「―に処せられる」

ざん【×讒】🔗🔉

ざん【×讒】 他人を陥れるために事実でない悪口を言うこと。讒言。「―にあう」

さん‐あ【山×阿】🔗🔉

さん‐あ【山×阿】 山のくま。山の入りくんだ所。

さん‐あい【三愛】🔗🔉

さん‐あい【三愛】 琴と酒と詩。三友。仏語。三界のそれぞれの渇愛である、欲愛と色愛と無色愛。臨終に起こす自体愛と境界愛と当世愛。

さん‐あく【三悪】🔗🔉

さん‐あく【三悪】 三つの悪。また、三人の悪者。「―追放運動」《連声(れんじよう)で「さんまく」「さんなく」とも》「三悪趣」「三悪道」の略。

さん‐あくしゅ【三悪趣】🔗🔉

さん‐あくしゅ【三悪趣】 《連声(れんじよう)で「さんなくしゅ」「さんまくしゅ」とも》仏語。悪業の結果、人が堕(お)ちていく三つの悪趣。地獄・餓鬼・畜生。三悪道。

さん‐あくどう【三悪道】‐アクダウ🔗🔉

さん‐あくどう【三悪道】‐アクダウ 《連声(れんじよう)で「さんなくどう」「さんまくどう」とも》「三悪趣(さんあくしゆ)」に同じ。

さん‐あそうぎこう【三×阿僧××劫】‐アソウギコフ🔗🔉

さん‐あそうぎこう【三×阿僧××劫】‐アソウギコフ 仏語。菩薩(ぼさつ)が仏果を得るまでの段階を三つに分けたもの。五〇の修行段階のうち、十信・十住・十行・十回向を第一阿僧祇劫、十地のうちの初地から七地までを第二阿僧祇劫、八地から十地を第三阿僧祇劫とする。

さん‐あみ【三阿弥】🔗🔉

さん‐あみ【三阿弥】 足利将軍の同朋衆(どうぼうしゆう)のうち、能阿弥・芸阿弥・相阿弥の三代の称。代々唐物の鑑識・管理や座敷飾りの指導などを職とし、画家としても著名。

大辞泉 ページ 6280