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さんごくしき【三国史記】🔗🔉

さんごくしき【三国史記】 朝鮮の歴史書。五〇巻。高麗の金富軾(きんふしよく)ら編。一一四五年成立。新羅(しらぎ)・百済(くだら)・高句麗(こうくり)の歴史を紀伝体で記したもので、朝鮮の歴史を体系的に述べた最初の書。

さんごく‐じだい【三国時代】🔗🔉

さんごく‐じだい【三国時代】 中国で、後漢滅亡後、二八〇年の晋の統一まで、魏・蜀・呉の三国が天下を三分し、互いに抗争した時代。朝鮮で、四世紀半ばから六六八年に新羅が統一するまで、新羅・高句麗・百済の三国が鼎立(ていりつ)した時代。

さんごく‐じん【三国人】🔗🔉

さんごく‐じん【三国人】第三国人」に同じ。

さんごくつうらんずせつ【三国通覧図説】サンゴクツウランヅセツ🔗🔉

さんごくつうらんずせつ【三国通覧図説】サンゴクツウランヅセツ 江戸後期の地誌。一巻。林子平著。天明五年(一七八五)成立。翌年刊。日本本土と琉球・朝鮮・蝦夷(えぞ)三国および小笠原諸島の地図五枚と、その解説書とからなる。海防思想の普及に貢献したが、のち禁書・絶版となった。

さんごく‐でんらい【三国伝来】🔗🔉

さんごく‐でんらい【三国伝来】 インドから中国または朝鮮半島を経て日本に伝わってきたこと。三国相伝。「―の文化」

さんごく‐どうめい【三国同盟】🔗🔉

さんごく‐どうめい【三国同盟】 一八八二年に成立したドイツ・オーストリア・イタリア三国の軍事同盟。第一次大戦の初めに、イタリアが協商国側についたため解消された。日独伊三国同盟(にちどくいさんごくどうめい)

さんごく‐ぶそう【三国無双】‐ブサウ🔗🔉

さんごく‐ぶそう【三国無双】‐ブサウ 日本・中国・インドの三つの国を通じて並ぶものがないこと。この世で比べるもののないこと。「―の大伽藍」〈謡・笠卒都婆〉

さんごくぶっぽうでんずうえんぎ【三国仏法伝通縁起】サンゴクブツポフデンヅウエンギ🔗🔉

さんごくぶっぽうでんずうえんぎ【三国仏法伝通縁起】サンゴクブツポフデンヅウエンギ 鎌倉時代の仏教書。三巻。凝然(ぎようねん)著。応長元年(一三一一)成立。インド・中国・日本における各宗の伝播(でんぱ)状況を概説した仏教通史。

さんこ‐じ【三鈷寺】🔗🔉

さんこ‐じ【三鈷寺】 京都市西京区にある西山宗の本山。承保元年(一〇七四)天台宗の僧源算の創建で、北尾往生院と称したのに始まる。のち、法然の弟子証空のとき念仏道場とし、現在の名に改めた。

大辞泉 ページ 6321