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しか‐ばん【私家版】🔗🔉

しか‐ばん【私家版】 官版に対して、民間の個人や寺社の刊行物。私版。個人が自分の費用で出版して、狭い範囲に配布する書籍。自家版。

じか‐び【直火】ヂカ‐🔗🔉

じか‐び【直火】ヂカ‐ 直接に火に当てること。また、その火。「―で焼く」

しか‐ぶえ【×鹿笛】🔗🔉

しか‐ぶえ【×鹿笛】 猟師が鹿をおびき寄せるために吹く、鹿の鳴き声に似せた笛。竹や角に鹿の胎児の皮やヒキガエルの皮を張る。ししぶえ。《季 秋》

じか‐ふわごうせい【自家不和合性】‐フワガフセイ🔗🔉

じか‐ふわごうせい【自家不和合性】‐フワガフセイ 雌雄同株の植物で、自家受粉では受精しない性質。ナシ・リンゴなどにみられる。自家不稔性。

しかま【飾磨】🔗🔉

しかま【飾磨】 兵庫県姫路市南部の地名。古くから瀬戸内海の要港。褐(かち)染めの産地。《歌枕》「播磨なる―に染むるあながちに人を恋しと思ふころかな」〈詞花・恋上〉

じか‐まき【×播き】ヂカ‐🔗🔉

じか‐まき【×播き】ヂカ‐ 苗代や苗床を用いず、田畑に直接種をまくこと。じきまき。

しかま‐の‐かち【飾磨の褐】🔗🔉

しかま‐の‐かち【飾磨の褐】 飾磨で行われた濃い紺や褐色の染め色。また、その布。飾磨紺(しかまごう・しかまこん)

しかみ【×顰み】🔗🔉

しかみ【×顰み】 《動詞「しか(顰)む」の連用形から》しかめっ面(つら)をすること。能面の一。まゆを寄せ、きばをむき出した恐ろしい形相の鬼神面。「紅葉狩(もみじがり)」「羅生門」「土蜘蛛(つちぐも)」などの後ジテに用いる。模様や細工物などで、鬼や獅子(しし)などの顔をしかめた形のもの。日本建築で、木鼻(きばな)や猿頭(さるがしら)などのえぐれた部分。

し‐かみ【××噛み】🔗🔉

し‐かみ【××噛み】 《「しがみ」とも》獅子の頭部を模様化したもの。兜(かぶと)の目庇(まびさし)の上や鎧(よろい)の肩、火鉢の脚などの装飾に用いる。

じ‐がみ【地神】ヂ‐🔗🔉

じ‐がみ【地神】ヂ‐ 祖霊、農神ともされる神。屋敷内や辻(つじ)・田のそばに祭る。地主神(じぬしがみ)。じしん。

じ‐がみ【地紙】ヂ‐🔗🔉

じ‐がみ【地紙】ヂ‐ 扇や傘などに張るために、その形に切った紙。金銀の箔(はく)などを張りつける下地の紙。紋所の名。扇の地紙をかたどったもの。

じ‐がみ【地髪】ヂ‐🔗🔉

じ‐がみ【地髪】ヂ‐ 入れ髪やかつらなどではない、自然に生えている頭髪。地毛(じげ)頭巾などをかぶらないで、髪をあらわにすること。「宵は綿帽子、更けては―、夜歩(あり)き足音かるく」〈浮・一代女・五〉

大辞泉 ページ 6526