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しがらみそうし【しがらみ草紙】しがらみサウシ🔗🔉

しがらみそうし【しがらみ草紙】しがらみサウシ 森鴎外が主宰した月刊の文芸雑誌。明治二二年(一八八九)一〇月創刊、同二七年八月、五九号で廃刊。幸田露伴・落合直文らが執筆。浪漫主義の拠点となり、文芸評論を文壇に確立した。

しがら・む【×柵む・×む】🔗🔉

しがら・む【×柵む・×む】 [動マ四]絡みつく。まとわりつく。また、絡みつける。「親方の情(なさけ)に―・まれて」〈透谷・「歌念仏」を読みて〉しがらみをつくる。「涙川流るるあとはそれながら―・みとむる面影ぞなき」〈狭衣・二〉

しかり【×叱り・×呵り】🔗🔉

しかり【×叱り・×呵り】 口に出してとがめること。「社長のお―を受ける」江戸時代、庶民に科した最も軽い刑罰。白州(しらす)に呼び出してその罪をしかるだけにとどめたもの。軽重二種あり、重いものを屹度(きつと)叱りといった。

しか・り【然り・×爾り】🔗🔉

しか・り【然り・×爾り】 [動ラ変]《副詞「しか」にラ変動詞「あり」の付いた「しかあり」の音変化》そのようである。そのとおりである。そうである。「―・り、君の言うとおり」「俗語などは、はかなきもののようなれども、なかなかに―・らず」〈逍遥・小説神髄〉

然りと雖(いえど)も🔗🔉

然りと雖(いえど)も そうであるけれども。そうではあるが。「今日の如き…光輝を発したるは、未曾有の事なるべし、―、ここに止まるべからず」〈中村訳・西国立志編〉

然る上は🔗🔉

然る上は そうであるからには。「人ありて、拙きままにこそうちかなはであることなれ。―、この上人の、大師のまねして定に入らるれば」〈撰集抄・七〉

然るが故(ゆえ)に🔗🔉

然るが故(ゆえ)に そうであるから。それゆえに。

しかり‐しこうして【然り×而して】‐しかうして🔗🔉

しかり‐しこうして【然り×而して】‐しかうして 〔連語〕前に述べた事柄を受け、それを肯定・確認してあとに続けるときに用いる。そして。そこで。「―かくなる結論につながる」

しかり‐つ・ける【×叱り付ける】🔗🔉

しかり‐つ・ける【×叱り付ける】 [動カ下一]しかりつ・く[カ下二]強くしかる。厳しくしかる。「頭ごなしに―・ける」

しかり‐とば・す【×叱り飛ばす】🔗🔉

しかり‐とば・す【×叱り飛ばす】 [動サ五(四)]激しい調子でしかる。「有無を言わさず―・す」

大辞泉 ページ 6529