複数辞典一括検索+

し‐こみ【仕込み】🔗🔉

し‐こみ【仕込み】 教え込むこと。しつけ。教育。「親方の―がいい」商店などで、商品を仕入れること。また、飲食店などで、材料を下ごしらえすること。「魚河岸に―に行く」「早朝から―にかかる」醸造業で、原料をまぜて桶などに詰めること。また、その作業。「醤油の―」芝居の開演の準備。また、その費用。内部に装置すること。特に、刀身を杖(つえ)の中に込めて作ること。花柳界で、芸妓の見習いをしている少女。仕込みっ子。(「…じこみ」の形で場所を表す名詞に付いて)そこで身につけたものであること。「本場―の英語」

しこみ‐おけ【仕込み×桶】‐をけ🔗🔉

しこみ‐おけ【仕込み×桶】‐をけ 酒・醤油などを醸造するために、原料を仕込む桶。漬物を漬け込むための桶。

しこみ‐おち【仕込み落ち】🔗🔉

しこみ‐おち【仕込み落ち】 落語の落ちの一。あらかじめ咄(はなし)の枕や半ばにそれとなく説明しておかないと理解できない落ち。

しこみ‐づえ【仕込み×杖】‐づゑ🔗🔉

しこみ‐づえ【仕込み×杖】‐づゑ 杖の中に刀や槍の刃を仕込んだもの。

しこみっ‐こ【仕込みっ子】🔗🔉

しこみっ‐こ【仕込みっ子】仕込み」に同じ。

し‐こ・む【仕込む】🔗🔉

し‐こ・む【仕込む】 《「し」はサ変動詞「す」の連用形》[動マ五(四)]教えてしっかりと身につけさせる。しつける。「アシカに芸を―・む」「行儀作法を―・まれる」商売のために、商品を買い入れる。仕入れる。「値上がりを見越して大量に―・む」飲食店などで、料理の下ごしらえをする。また、料理を作ってたくわえておく。「開店前に―・む」必要な物を用意しておく。「地震に備えて非常食を―・んでおく」知識・技術などを自分のものとする。「新しい情報を―・む」工夫して中に納め入れて作る。「刀を杖(つえ)に―・む」酒・味噌・醤油などをつくるために、原料をまぜて桶などの入れ物に詰める。「酒を―・む」 [可能]しこめる[動マ下二]囲んで作る。垣などを巡らす。「かまどを三重に―・めて、匠(たくみ)らを入れ給ひつつ」〈竹取〉

じこ‐むじゅん【自己矛盾】🔗🔉

じこ‐むじゅん【自己矛盾】 論理や実践において、自己の中に自己を否定するものを含んでいること。「―に陥る」

しこ‐め【醜女】🔗🔉

しこ‐め【醜女】 容貌(ようぼう)のみにくい女。しゅうじょ。黄泉(よみ)の国にいたという、容貌のみにくい女の鬼。「黄泉(よも)つ―を遣はして追はしめき」〈記・上〉

大辞泉 ページ 6616