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いい‐つ・ける【言(い)付ける】いひ‐🔗🔉

いい‐つ・ける【言(い)付ける】いひ‐ [動カ下一]いひつ・く[カ下二]命令する。「用事を―・ける」告げ口する。「先生に―・けてやる」言い慣れている。いつも言って慣れている。「―・けない言葉を使う」言って頼む。ことづけする。「かの人の―・けしことなど、染め急ぐを見るにつけても」〈源・手習〉名づける。言いなす。「妹背(いもせ)など―・けて語らひ侍りけるに」〈後拾遺・雑五・詞書〉しかる。厳しく言い聞かせる。「あのやうなる事を申す程に、―・けて下されい」〈虎明狂・連尺〉

いい‐つ・げる【言(い)告げる】いひ‐🔗🔉

いい‐つ・げる【言(い)告げる】いひ‐ [動ガ下一]いひつ・ぐ[ガ下二]言葉で知らせる。告げ口する。「お銀は笑いながら笹村に―・げた」〈秋声・黴〉

いい‐つたえ【言(い)伝え】いひつたへ🔗🔉

いい‐つたえ【言(い)伝え】いひつたへ 昔から口づてに伝えられてきた事柄。口碑(こうひ)。伝説・ことわざなど。「古い―を守る」ことづて。伝言。

いい‐つた・える【言(い)伝える】いひつたへる🔗🔉

いい‐つた・える【言(い)伝える】いひつたへる [動ア下一]いひつた・ふ[ハ下二]人々の口を経て話を後世に伝える。語り伝える。「古くから―・えられてきた物語」言葉を取り次ぐ。伝言する。「社長の命令を―・える」言い広める。評判を立てる。「―・えられた醜聞」

いい‐つづ・ける【言(い)続ける】いひ‐🔗🔉

いい‐つづ・ける【言(い)続ける】いひ‐ [動カ下一]いひつづ・く[カ下二]切れ目なく話す。「だらだらと愚痴を―・ける」繰り返して言う。「災害対策の必要性を―・ける」

いいづな‐やま【飯縄山・飯綱山】いひづな‐🔗🔉

いいづな‐やま【飯縄山・飯綱山】いひづな‐ 長野県北部にある火山。標高一九一七メートル。頂上にある飯綱神社は修験道と関係が深い。裾野(すその)は飯縄高原。

いい‐つの・る【言(い)募る】いひ‐🔗🔉

いい‐つの・る【言(い)募る】いひ‐ [動ラ五(四)]調子に乗っていよいよ激しく言う。「興奮して声高に―・る」

いいっ‐ぱなし【言いっ放し】いひつ‐🔗🔉

いいっ‐ぱなし【言いっ放し】いひつ‐ 《「いいはなし」の音変化》言いたいことだけを言うこと。言うだけでそのままになっていること。言い捨て。「反対意見を―のまま、あとは知らん顔をしている」

いい‐つ・める【言(い)詰める】いひ‐🔗🔉

いい‐つ・める【言(い)詰める】いひ‐ [動マ下一]いひつ・む[マ下二]最後のところまで言う。「言い懸けて敢(あえ)て―・めず」〈二葉亭・浮雲〉言葉で、逃げ場のないところまで追いつめる。言いこめる。「厳しく―・められて、返答に窮する」

大辞泉 ページ 674