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しば‐こうかん【司馬江漢】‐カウカン🔗🔉

しば‐こうかん【司馬江漢】‐カウカン一七四七〜一八一八]江戸後期の洋風画家。江戸の人。本名、安藤吉次郎。別号、春波楼など。鈴木春信門下の浮世絵師となるが、のち写生体の漢画、美人画を描き、さらに平賀源内らの影響で洋風画に転じた。日本で最初のエッチングを制作、油彩による風景図も多数描いた。また、地動説など自然科学の紹介にも努め、随筆にもすぐれた。著「地球全図略説」「春波楼筆記」など。

しば‐ざかな【芝魚・芝×肴】🔗🔉

しば‐ざかな【芝魚・芝×肴】 江戸の芝浦あたりの海でとれた小魚。新鮮・美味とされた。しばもの。「―もそれぞれに食ひ覚え」〈浮・永代蔵・三〉

しば‐ざくら【芝桜】🔗🔉

しば‐ざくら【芝桜】 ハナシノブ科の多年草。高さ約一〇センチ。地をはうように密生し、葉は細長くかたい。春に淡桃・赤・白色などの花をつける。北アメリカの原産。モスフロックス。花爪草(はなつめくさ)。《季 春》

しば‐さし【×柴挿(し)・×柴指(し)】🔗🔉

しば‐さし【×柴挿(し)・×柴指(し)】 祭りの物忌みの際、そのしるしとして柴をさすこと。また、祭場の標示あるいは祭場の境を示すために立てる柴。

じば‐さんぎょう【地場産業】ヂばサンゲフ🔗🔉

じば‐さんぎょう【地場産業】ヂばサンゲフ 特定の地域にその立地条件を生かして定着し、特産品を製造している産業。瀬戸の陶磁器、南部の鉄器など。

しばし【暫し】🔗🔉

しばし【暫し】 [副]《「しまし」の音変化》少しの間継続するさま。しばらく。「歓声は―続いた」「―の別れ」「待て―」

しば‐しば🔗🔉

しば‐しば [副]スルしきりにまばたきをするさま。「目を―させる」

しば‐しば【×屡・×屡々】🔗🔉

しば‐しば【×屡・×屡々】 [副]同じ事が何度も重なって行われるさま。たびたび。「この種の事件は―起こる」→度度(たびたび)[用法]

しばしば‐め【しばしば目】🔗🔉

しばしば‐め【しばしば目】 涙ぐんで目をしばたたくこと。また、その目つき。「せきあげせきあげ泣きければ、浄閑も―」〈浄・寿の門松〉

大辞泉 ページ 6893