じびき‐ちょう【地引帳】_{ヂびきチヤウ} 江戸時代、検地に先だって作成された帳簿。所在地・用途・持ち主などを一筆ごとに書き上げ、検地奉行に提出した。

じびき‐まつり【地_×曳き祭（り）】_ヂびき‐ 地引き

しび・く ［動カ四］重さをはかったり指先で触れたりして、それとなく調べる。「上使の袖へ差し入るれば、ちゃくと袂で―・いてみ」〈浄・先代萩〉

じひ‐しゅっぱん【自費出版】 自分で費用を負担して出版すること。

じひしん‐ちょう【慈悲心鳥】_‐テウ ジュウイチの別名。鳴き声を「慈悲心」と聞きなしていう。《季　夏》

しひ‐せい【私費生】 私費で修学する学生。自費生。給費生。

しび‐せい【紫微星】 古代中国の天文学で、紫微に属する星。

じひ‐せい【自費生】 「私費生」に同じ。

じ‐びた【地びた】_ヂ‐ 「じべた」の音変化。「―に直_（じか）に臥_（ね）るのと違って」〈宙外・独行〉

しび‐ちゅうだい【紫微中台】 天平勝宝元年（七四九）皇后宮職を唐風に改称したもの。→紫微内相

し‐ひつ【史筆】 歴史を書き記す筆。転じて、歴史を書く際の表現法や態度。

し‐ひつ【紙筆】 紙と筆。筆紙。「―に尽くせない」

し‐ひつ【試筆・始筆】 ［名］_スル新年に初めて毛筆で文字を書くこと。書き初め。《季　新年》「青楼に酔ひて其角の―哉／鳴雪」

じ‐ひつ【自筆】 本人が自分で書くこと。また、本人が書いたもの。自書。直筆_{（じきひつ）}。「―の原稿」代筆。

し‐びと【死人】 死んだ人。死者。しにん。

しびと‐いろ【死人色】 死人の青ざめた気味の悪い顔色。また、そのような血の気のない皮膚の色。土気色。

しびと‐がえり【死人返り】_‐がへり 歌舞伎の立ち回りで、切られた役者が直立したままの姿勢からとんぼ返りをして倒れること。