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しまい‐つ・ける【仕舞ひ付ける】しまひ‐🔗🔉

しまい‐つ・ける【仕舞ひ付ける】しまひ‐ [動カ下一]《近世語》始末をつける。殺してしまう。「まづ這奴(しやつ)を―・けて、路銀を奪ひ」〈読・弓張月・後〉(「しまいつけた」の形で)失敗したときに言う語。しまった。しくじった。「いめえましい、―・けた」〈洒・穴可至子〉

しまい‐どう【四枚胴】🔗🔉

しまい‐どう【四枚胴】 革または鉄板四枚を厚く重ねてじょうぶに作った鎧(よろい)の胴。

しまい‐とし【姉妹都市】🔗🔉

しまい‐とし【姉妹都市】 親善や文化交流を目的として特別の関係を結んだ、国を異にする都市と都市。

しまい‐ばしら【仕舞柱】しまひ‐🔗🔉

しまい‐ばしら【仕舞柱】しまひ‐ 近世初期の芝居小屋で、舞台端の柱のこと。ひいきの客から俳優に贈られた花(祝儀)などを挿しておいた柱。能舞台の目付柱(めつけばしら)にあたる。

しまい‐ぶろ【仕舞(い)風×呂】しまひ‐🔗🔉

しまい‐ぶろ【仕舞(い)風×呂】しまひ‐仕舞い湯」に同じ。

しまい‐へん【姉妹編】🔗🔉

しまい‐へん【姉妹編】 小説・戯曲・映画などで、内容・趣向などに関連性・共通性をもたせてつくられた作品。

しまい‐みせ【仕舞(い)店】しまひ‐🔗🔉

しまい‐みせ【仕舞(い)店】しまひ‐ 店じまいや転業などに際して、在庫品を売る店。古道具屋。また、季節外れの物や売れ残りの物などを専門に扱う店。しまいだな。

しまい‐もの【仕舞(い)物】しまひ‐🔗🔉

しまい‐もの【仕舞(い)物】しまひ‐ 時節はずれの品物。売れ残りの品物。

しまい‐ゆ【仕舞(い)湯】しまひ‐🔗🔉

しまい‐ゆ【仕舞(い)湯】しまひ‐ みんなが入りおわって、湯船の湯を落とすころの風呂。また、それに入ること。仕舞い風呂。

し‐ま・う【仕舞う・終う・了う】‐まふ🔗🔉

し‐ま・う【仕舞う・終う・了う】‐まふ [動ワ五(ハ四)]《「し」は動詞「す」の連用形》続いていた物事を、そこで終わりにする。終業する。「仕事を―・う」商売などをやめる。廃業する。たたむ。「営業不振で店を―・う」終わりになる。終わる。「予定より仕事が早く―・った」「今年は花見をせずに―・った」使用したもの、大切なものなどを元の場所や入れ物などの中に納める。かたづける。「夏物を―・う」「雛人形を―・う」「胸のうちに―・っておく」信用取引や清算取引で、建玉(たてぎよく)を転売または買い戻すことによって取引を完了する。ないようにする。なくする。「世の中には富(=富クジ)で身代を―・ふもあるから」〈黄・金生木〉精算する。特に、年末の決算を済ます。「留守のうちに手廻しよく、内証―・ひ置きけるとうれしく」〈浮・胸算用・五〉殺して結末をつける。「ほかに―・うてやる思案もあり」〈浮・二十不孝・一〉遊里で、一定の時間や紋日に揚げ代を出して遊女を買い切る約束をする。「あしたあの八右衛門めが―・って下の(いけす)へ手めえを連れていくさうだ」〈洒・娼妓絹麗〉(補助動詞)主に動詞の連用形に接続助詞「て」を添えた語に付く。その動作・行為が完了する、すっかりその状態になる意を表す。「早く食べて―・いなさい」「所帯染みて―・う」「あきれて―・う」そのつもりでないのに、ある事態が実現する意を表す。「負けて―・った」「まずいところを見られて―・った」 [可能]しまえる

大辞泉 ページ 6944