複数辞典一括検索+

じゅう‐じゅうきんかい【十重禁戒】ジフヂユウキンカイ🔗🔉

じゅう‐じゅうきんかい【十重禁戒】ジフヂユウキンカイ 仏道修行のうえで、菩薩(ぼさつ)の守らなければならない一〇の重要な戒律。顕教では、梵網経に説く、不殺・不盗・不淫・不妄語・不酒・不説四衆過・不自讚毀他・不慳惜加毀・不瞋心不受悔・不謗三宝の十戒。密教では、無畏三蔵禅要によれば、不退菩提心・不謗三宝・不捨三宝三乗経・不疑大乗教・不発菩提心者令退・不未発菩提心者起二乗心・不対小乗人説深大乗・不起邪見・不説於外道妙戒・不損害無利益衆生の十戒。十重禁。十重。十戒。

じゅうじゅうしんろん【十住心論】ジフヂユウシンロン🔗🔉

じゅうじゅうしんろん【十住心論】ジフヂユウシンロン 平安時代の仏教書。一〇巻。空海著。天長七年(八三〇)成立と推定される。「大日経」住心品の思想に基づいて、真言行者の住心(菩提心(ぼだいしん))の展開を一〇の段階に整理し、諸案批判とともに真言宗の最もすぐれていることを述べたもの。秘密曼荼羅(まんだら)十住心論。

じゅうじゅう‐だな【重重棚】ヂユウヂユウ‐🔗🔉

じゅうじゅう‐だな【重重棚】ヂユウヂユウ‐ 床の間や書院などのわきに取り付けた重ね棚。地板から鴨居(かもい)までを棚板で何段にも仕切り、各段に小襖(こぶすま)をつけたもの。

じゅうじゅうびばしゃろん【十住毘婆沙論】ジフヂユウビバシヤロン🔗🔉

じゅうじゅうびばしゃろん【十住毘婆沙論】ジフヂユウビバシヤロン 大乗論書。一七巻。竜樹著。梵本やチベット語訳はなく、鳩摩羅什(くまらじゆう)の漢訳が現存。「華厳経」十地品の大意を要約し、解釈を加えたもの。

しゅうしゅう‐へき【収集癖】シウシフ‐🔗🔉

しゅうしゅう‐へき【収集癖】シウシフ‐ むやみにものを集めたがるくせ。

じゆう‐しゅぎ【自由主義】ジイウ‐🔗🔉

じゆう‐しゅぎ【自由主義】ジイウ‐ 個人の権利や自由を基本とし、社会のあらゆる領域における個人の自由な活動を重んずる思想的立場。ロック・ルソー・A=スミスらがその代表で、国家の規制・干渉を最小限にとどめ、自由放任主義の立場を唱えるもの。一七、八世紀の市民革命の成立と、資本主義の興隆とともに発達したブルジョアジーの思想。リベラリズム。

しゅう‐しゅく【収縮】シウ‐🔗🔉

しゅう‐しゅく【収縮】シウ‐ [名]スルひきしまって小さくなること。ちぢむこと。また、ちぢめること。「血管が―する」

しゅう‐じゅく【習熟】シフ‐🔗🔉

しゅう‐じゅく【習熟】シフ‐ [名]スルそのことに十分に慣れ、じょうずになること。熟達。「運転技術に―する」「―度」

大辞泉 ページ 7159