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い‐かつ【威喝】ヰ‐🔗⭐🔉
い‐かつ【威喝】ヰ‐
[名]スルどなったりして、人を脅すこと。「いたずらっ子を―する」
いかつ・い【△厳つい】🔗⭐🔉
いかつ・い【△厳つい】
[形]
いかつ・し[ク]《「いかつ」の形容詞化》ごつごつして、やわらかみがない。「―・い手」
[派生]いかつげ[形動]いかつさ[名]

いか‐で【如=何で・△争で】🔗⭐🔉
いか‐で【如=何で・△争で】
[副]《「いかにて」の音変化》
疑問を表す。どういうわけで。「今は―この若き人々おとなびさせむ」〈更級〉
反語を表す。どうして…か。「朽ちもせぬこの河柱のこらずは昔のあとを―知らまし」〈更級〉
願望を表す。どうにかして。「―極楽に往生せん」〈今昔・一五・一五〉



いか‐てい【如=何体】🔗⭐🔉
いか‐てい【如=何体】
[名・形動ナリ]どのようなようす。どんなふう。「―なる馬にか乗りたる」〈著聞集・一六〉
いかで‐か【如=何でか】🔗⭐🔉
いかで‐か【如=何でか】
〔連語〕《「か」は係助詞》
疑問を表す。どうして。「よろづに―すぐれけむ」〈浜松・五〉
反語を表す。どうして…か。「―知り参らせ候ふべき」〈平家・六〉
願望を表す。何とかして。「―四海の乱れをしづめん」〈曾我・一〉



いかで‐も【如=何でも】🔗⭐🔉
いかで‐も【如=何でも】
〔連語〕《「も」は係助詞》
願望を表す。どのようにしてでも。「あはれに、―、逢ひ見ばや」〈狭衣・一〉
放任の気持ちを表す。どのようにでも。「我が身の事は―ありなん」〈平家・六〉


いが‐とうめ【×伊賀△専女】‐たうめ🔗⭐🔉
いが‐とうめ【×伊賀△専女】‐たうめ
キツネの別名。
人をだますような口をきく媒酌人をキツネにたとえていう語。「今更に―にやとつつましくてなむ」〈源・東屋〉


いか‐どっくり【烏=賊△徳利】🔗⭐🔉
いか‐どっくり【烏=賊△徳利】
はらわたを抜いたイカの胴に型を入れて干し、とっくりの形にしたもの。熱くした日本酒を入れる。
いか‐な【如=何な】🔗⭐🔉
いか‐な【如=何な】
《「いかなる」の音変化》
[連体]
どんな。どのような。「―名人でも簡単にはできまい」
さすがの。「―先生も年には勝てない」〈藤村・夜明け前〉
[副](あとに打消しの語を伴って)どうしても。いっかな。「中の節が障(つか)えて…、―上へは動(ゆる)ぎもせぬ」〈紅葉・多情多恨〉




大辞泉 ページ 716。