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いし【石】🔗⭐🔉
いし【石】
岩石の小片。岩よりも小さく、砂よりも大きなもの。
広く、岩石・鉱石のこと。「―の置物」「―の橋」
土木工事や建築などに使う石材。「山から―を切り出す」
宝石や、時計の部品に用いる鉱石、ライターの発火合金などの俗な言い方。
碁石。「―を打つ」
胆石。結石。
硯(すずり)石。
墓石。
じゃんけんで、握りこぶしで示す形。ぐう。→石拳(いしけん)
紋所の名。四つ石、丸に一つ石、石畳車(いしだたみぐるま)などがある。
かたい、冷たい、無情なもののたとえ。「―のように黙りこむ」「―のように動かない」
劣ったもののたとえ。「数が多ければ玉もあるし―もある」
石だたみ。敷石。「ひとりなるわが身の影をあゆまする―のうえ」〈達治・甃のうへ〉
石御器(いしごき)のこと。茶碗。「此の―できゅっとやらんせ」〈浄・妹背山〉
[類語](
)石ころ・石くれ・小石・礫(れき)・石礫(せきれき)・礫石(れきせき)・石塊(せつかい)・転石(てんせき)・砂利(じやり)・砕石・ごろた・つぶて
岩石の小片。岩よりも小さく、砂よりも大きなもの。
広く、岩石・鉱石のこと。「―の置物」「―の橋」
土木工事や建築などに使う石材。「山から―を切り出す」
宝石や、時計の部品に用いる鉱石、ライターの発火合金などの俗な言い方。
碁石。「―を打つ」
胆石。結石。
硯(すずり)石。
墓石。
じゃんけんで、握りこぶしで示す形。ぐう。→石拳(いしけん)
紋所の名。四つ石、丸に一つ石、石畳車(いしだたみぐるま)などがある。
かたい、冷たい、無情なもののたとえ。「―のように黙りこむ」「―のように動かない」
劣ったもののたとえ。「数が多ければ玉もあるし―もある」
石だたみ。敷石。「ひとりなるわが身の影をあゆまする―のうえ」〈達治・甃のうへ〉
石御器(いしごき)のこと。茶碗。「此の―できゅっとやらんせ」〈浄・妹背山〉
[類語](
)石ころ・石くれ・小石・礫(れき)・石礫(せきれき)・礫石(れきせき)・石塊(せつかい)・転石(てんせき)・砂利(じやり)・砕石・ごろた・つぶて
石が流れて木の葉が沈む🔗⭐🔉
石が流れて木の葉が沈む
《「新語」弁惑から》物事が道理と逆になることのたとえ。
石で手を詰・める🔗⭐🔉
石で手を詰・める
動きがとれない。進退きわまる。「石で手詰めた貧の病」〈浄・忠臣講釈〉
石に齧(かじ)りついても🔗⭐🔉
石に齧(かじ)りついても
どんな苦労をしてもがまんして。是が非でも。「―やり遂げたい」
石に灸(きゆう)🔗⭐🔉
石に灸(きゆう)
効き目のないことのたとえ。石に針。
石に漱(くちすす)ぎ流れに枕(まくら)す🔗⭐🔉
石に漱(くちすす)ぎ流れに枕(まくら)す
負け惜しみの強いことのたとえ。また、屁(へ)理屈をつけて言い逃れることのたとえ。晋(しん)の孫楚(そんそ)が「石に枕し流れに漱ぐ」というべきところを「石に漱ぎ流れに枕す」と誤り、「石に漱ぐ」とは歯を磨くこと、「流れに枕す」とは耳を洗うことだとこじつけたという、「晋書」孫楚伝の故事による。漱石枕流(そうせきちんりゆう)。
石に立つ矢🔗⭐🔉
石に立つ矢
一念を込めてやれば、どんなことでもできることをいうたとえ。漢の李広が石を虎と見誤って矢を射たところ、矢が石に立ったという「史記」李広伝の故事による。
大辞泉 ページ 787。