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すい‐ば【酸葉】🔗🔉

すい‐ば【酸葉】 タデ科の多年草。野原に生え、高さ五〇〜八〇センチ。葉は長楕円形で基部は矢じり形。雌雄異株。初夏、淡緑色または緑紫色の小花を多数つける。葉や茎に酸味がある。すかんぽ。すし。《季 春》「―噛(か)んで故山悉(ことごと)くはろかなり/友二」

すい‐ば【水馬】🔗🔉

すい‐ば【水馬】 馬に乗って水を渡る術。馬を水中に乗り入れ、馬の脚の立たなくなった所で鞍壺(くらつぼ)から離れて泳がせ、馬の脚の立つ所で再び鞍壺にまたがるもの。江戸幕府の年中行事の一つになり、将軍臨席のもと隅田川などで毎年六月に行われた。

すい‐はい【水肺】🔗🔉

すい‐はい【水肺】 ナマコ類の、樹枝状の細管をもつ呼吸器官。呼吸樹。

すい‐はい【衰廃】🔗🔉

すい‐はい【衰廃】 [名]スルおとろえすたれること。

すい‐はい【衰×憊】🔗🔉

すい‐はい【衰×憊】 [名]スルおとろえ弱ること。「土爾格の国古盛にして今―するもの許多弊政の然らしむる処」〈栗本鋤雲・匏菴十種〉

すい‐ばい【水媒】🔗🔉

すい‐ばい【水媒】 水の媒介で植物の受粉が行われること。

すいばい‐か【水媒花】‐クワ🔗🔉

すいばい‐か【水媒花】‐クワ 花粉が水によって運ばれて受粉する花。クロモ・セキショウモなど。→虫媒花 →鳥媒花 →風媒花

すい‐はく【水伯】🔗🔉

すい‐はく【水伯】 水神(すいじん)

すい‐ばく【水爆】🔗🔉

すい‐ばく【水爆】 「水素爆弾」の略。

すい‐ばち【垂×撥】🔗🔉

すい‐ばち【垂×撥】 掛け花用の花器を掛ける道具。琵琶(びわ)の撥(ばち)に似た形の板に切り目をつけ、掛け釘が上下できるようになっている。

すい‐はつ【垂髪】🔗🔉

すい‐はつ【垂髪】 結いあげずに垂らしたままの髪。すべらかし。たれがみ。また、転じて、幼児。童子。

すい‐ばら【杉原】🔗🔉

すい‐ばら【杉原】 《「すぎはら」の音変化》杉原紙(すぎはらがみ)のこと。

すい‐はん【水飯】🔗🔉

すい‐はん【水飯】 乾飯(ほしいい)または飯(いい)を水に浸したもの。湯漬けに対するもので、夏に食ベる。みずめし。「―して参り給へど、御目ふたぎて見にだに見給はぬは」〈宇津保・国譲中〉《季 夏》「―に浅づけゆかし二日酔/樗良」

大辞泉 ページ 8020