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ずけり🔗🔉

ずけり [副]遠慮なく、はっきりとものを言うさま。ずばり。「いつもに似合わず―と言って退(の)けた」〈里見・安城家の兄弟〉

す・ける【助ける】🔗🔉

す・ける【助ける】 [動カ下一]す・く[カ下二]手伝う。たすける。「いつも女の―・けるのは朝晩の忙しい時だけで」〈二葉亭・平凡〉

す・ける【透ける】🔗🔉

す・ける【透ける】 [動カ下一]物を通して、その中や向こう側が見える。「肌が―・けて見える」

す・げる【挿げる・×箝げる】🔗🔉

す・げる【挿げる・×箝げる】 [動ガ下一]す・ぐ[ガ下二]はめ込む。差し込む。また、そのようにしてとりつける。「人形の首を―・げる」

スケルツォ【イタリアscherzo】🔗🔉

スケルツォ【イタリアscherzo】 急速な三拍子の器楽曲。快活でおどけた感じが特徴。しばしばソナタや交響曲の一楽章に用いられる。諧謔曲(かいぎやくきよく)

スケルトン【skeleton】🔗🔉

スケルトン【skeleton】 骸骨。建造物などの、骨組み。ガスストーブの放熱用の燃焼筒。

すけろく【助六】🔗🔉

すけろく【助六】 歌舞伎狂言「助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)」の通称。歌舞伎舞踊。長唄。三世桜田治助作詞、一〇世杵屋六左衛門作曲。天保一〇年(一八三九)江戸中村座初演。「助六由縁江戸桜」を舞踊化したもの。浄瑠璃・歌舞伎などの助六物の主人公。宝永年間(一七〇四〜一七一一)大坂千日寺で遊女揚巻(あげまき)と心中したという万屋(よろずや)助六がモデル。花川戸助六。

すけろくゆかりのえどざくら【助六由縁江戸桜】🔗🔉

すけろくゆかりのえどざくら【助六由縁江戸桜】 歌舞伎十八番の一。世話物。一幕。正徳三年(一七一三)「花館愛護桜(はなやかたあいごのさくら)」の二番目として、江戸山村座で二世市川団十郎が初演。宝暦・明和(一七五一〜一七七二)ごろ、現在の形がほぼ完成。郭(くるわ)を舞台に、河東(かとう)節を配した江戸歌舞伎の人気作品。通称「助六」。

す‐けん【素見】🔗🔉

す‐けん【素見】 品物や遊女を見るだけで買わないこと。また、その人。ひやかし。そけん。

すけん‐ぞめき【素見騒き】🔗🔉

すけん‐ぞめき【素見騒き】 遊里をひやかしてうろつくこと。また、その人。ひやかし。ぞめき。「―の客は気がつかないらしく」〈荷風・東綺譚〉

す‐ご【素子】🔗🔉

す‐ご【素子】 《万葉集巻頭の歌の「菜採須児(なつますこ)」を「なつむすご」と誤読したためにできた語》身分の低い者。「鳴きすてて鹿はつれなき山おろしに―が驚くひたの音かな」〈千五百番歌合・九〉

大辞泉 ページ 8107