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す‐もり【巣守・×🔗🔉

す‐もり【巣守・× 孵化(ふか)しないで巣の中に残っている卵。すもりご。「―になりはじむるかりのこ、御覧ぜよとて奉れば」〈宇津保・藤原の君〉あとに取り残されること。また、その人。るすばん。「ただ一人島の―となり果てて」〈盛衰記・一〇〉夫の不在の間、妻が留守を守っていること。「二年といふもの―にして」〈浄・天の網島〉

スモレット【Tobias George Smollett】🔗🔉

スモレット【Tobias George Smollett】一七二一〜一七七一]英国の小説家。風刺とユーモアを込めた写実的な悪漢小説を書き、ディケンズに影響を与えた。作「ロデリック=ランダム」「ハンフリー=クリンカー」など。

スモレンスク【Smolensk】🔗🔉

スモレンスク【Smolensk】 ロシア連邦、ドニエプル川上流に位置する工業都市。モスクワの西にあり、交通の要地。ナポレオン遠征軍や第二次大戦でのドイツ軍により破壊された。

スモン【SMON】🔗🔉

スモン【SMON】 《subacute myelo-optico neuropathy》亜急性脊髄視神経障害。昭和三〇年(一九五五)ごろから四五年にかけて日本で多発した、キノホルム剤服用による中毒症。腹痛、下半身のしびれ、知覚・運動神経や視力の障害が起こる。厚生省の特定疾患に指定。スモン病。

ず‐もん【×誦文】🔗🔉

ず‐もん【×誦文】 《「ず」は「じゅ」の直音表記》呪文(じゆもん)を唱えること。また、その文句。「はなひて―する」〈枕・二八〉

す‐や【素矢・徒矢】🔗🔉

す‐や【素矢・徒矢】 的をはずれた矢。当てがはずれること。むだなほねおり。「今も話した通り三晩も―をした訳だから」〈和田定節・春雨文庫〉

素矢を食・う🔗🔉

素矢を食・う 当てがはずれる。目的がはずれて徒労になる。

す‐や【×須屋】🔗🔉

す‐や【×須屋】 御陵や貴人の墓をつくるときに、工事の間覆いとして設ける仮小屋。御須屋。

ず‐や🔗🔉

ず‐や 〔連語〕《打消しの助動詞「ず」+係助詞「や」》(推量の語を伴って)打消しの疑問の意を表す。…ないで…だろうか。「飽か―ありけむ、はつかの夜の月出づるまでぞありける」〈土佐〉(文末に用いて)打消しの疑問、または反語の意を表す。…ないだろうか。「己が好む方にほめなすこそ、その人の日来の本意にもあら―と覚ゆれ」〈徒然・一四三〉

大辞泉 ページ 8246