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いだか・う【抱かふ】いだかふ🔗🔉

いだか・う【抱かふ】いだかふ [動ハ下二]だきかかえる。「女、塗籠(ぬりごめ)の内に、かぐや姫を―・へて居(を)り」〈竹取〉

いた‐がえし【板返し】‐がへし🔗🔉

いた‐がえし【板返し】‐がへし 板葺(ぶ)き屋根の板を葺きかえること。玩具の一。小さな長方形の板をいくつもつなぎ、その端の板を持ってぶら下げると板の表が次々と現れ、その端板を返すと、裏が次々と出てくるようにこしらえたもの。から転じて》同じことの繰り返し。「たれもたれも言ひなれ聞きふれたる―の秀句などはうたてしくて」〈かたこと・五〉

いた‐がき【板欠き】🔗🔉

いた‐がき【板欠き】板決(いたじやく)」に同じ。

いた‐がき【板垣】🔗🔉

いた‐がき【板垣】 板で作った垣。板塀。

いたがき【板垣】🔗🔉

いたがき【板垣】 姓氏の一。

いたがき‐せいしろう【板垣征四郎】‐セイシラウ🔗🔉

いたがき‐せいしろう【板垣征四郎】‐セイシラウ一八八五〜一九四八]陸軍大将。岩手の生まれ。関東軍参謀として満州事変に主導的役割を果たした。近衛・平沼内閣の陸相、支那派遣軍総参謀長を歴任。第二次大戦後、極東国際軍事裁判でA級戦犯とされ、絞首刑。

いたがき‐たいすけ【板垣退助】🔗🔉

いたがき‐たいすけ【板垣退助】一八三七〜一九一九]政治家。土佐の人。愛国公党を結成し民選議院設立の建白書を提出、また土佐に立志社をつくり自由民権運動を指導した。明治一四年(一八八一)自由党を結成。同三一年、大隈重信と日本最初の政党内閣を組織、内相となった。

いた‐がけ【板掛(け)】🔗🔉

いた‐がけ【板掛(け)】板摺(ず)」に同じ。

いた‐がこい【板囲い】‐がこひ🔗🔉

いた‐がこい【板囲い】‐がこひ 板で作った塀。建築工事場などに仮に作り設けた板塀。

いた‐がしら【板頭】🔗🔉

いた‐がしら【板頭】 江戸の岡場所で、その娼家の最上位の遊女。一か月の揚げ代の最も多い遊女の名札が首位に掲げられたところからの名称。吉原の御職(おしよく)にあたる。板元(いたもと)

いた‐がね【板金・板銀】🔗🔉

いた‐がね【板金・板銀】 薄くのばした金属の板。ばんきん。金銀を板のように薄くのばしたもの。近世初期から、貨幣として用いられることがあった。ばんきん。

大辞泉 ページ 861