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いち‐の‐どう【一の胴】🔗🔉

いち‐の‐どう【一の胴】 人体の胴の一部で、両腋(りようわき)から少し下のところ。「試してみたい新刀(あらみ)はないか、―か二の胴か、望んでおけ」〈浄・反魂香〉

いち‐の‐ところ【一の所】🔗🔉

いち‐の‐ところ【一の所】一の人」に同じ。「―などに時めく人も、えやすくはあらねど」〈枕・一五七〉

いち‐の‐とり【一の×酉】🔗🔉

いち‐の‐とり【一の×酉】 一一月の最初の酉の日。また、その日に開かれる鷲(おおとり)神社の祭礼。酉の市。初酉(はつとり)。《季 冬》「灯の渦をぬければ星夜―/白葉女」→酉の市

いち‐の‐とりい【一の鳥居】‐とりゐ🔗🔉

いち‐の‐とりい【一の鳥居】‐とりゐ 神社の境内に入って、一番目の鳥居。

いち‐の‐ないし【一の内侍】🔗🔉

いち‐の‐ないし【一の内侍】 内侍司の女官の掌侍(ないしのじよう)の中で第一位のもの。勾当内侍(こうとうのないし)

いち‐の‐ひじり【市の聖】🔗🔉

いち‐の‐ひじり【市の聖】 《町に住んで仏の道を説いたところから》空也(くうや)上人のこと。市の上人。

いち‐の‐ひと【一の人】🔗🔉

いち‐の‐ひと【一の人】 《朝廷の儀式で第一の席につくところから》摂政・関白、または太政大臣・左大臣の異称。一の所(ところ)。「―の御ありさまはさらなり」〈徒然・一〉

いち‐の‐ふで【一の筆】🔗🔉

いち‐の‐ふで【一の筆】 一番目に記載されること。戦場で一番首を取ったことを記録する首帳(くびちよう)や奉加帳などに第一に書き記すこと。筆頭。第一。「不覚とも高名とも沙汰の限りとて、―にぞ付けられける」〈義経記・四〉

いち‐の‐まつ【一の松】🔗🔉

いち‐の‐まつ【一の松】 能舞台で、橋懸かりの前の白洲(しらす)に等間隔に植えられた三本の若松のうち、いちばん舞台寄りの松。要(かなめ)の松。

いち‐の‐みこ【一の御子】🔗🔉

いち‐の‐みこ【一の御子】 第一皇子。一の宮。「―惟喬(これたか)親王をば小原(こばら)の王子とも申しき」〈平家・八〉

いち‐の‐みや【一の宮】🔗🔉

いち‐の‐みや【一の宮】 第一皇子。一の御子(みこ)一国内にある神社のうち、その国で最も由緒があり、第一番に格付けされた神社。各地に地名として残る。

大辞泉 ページ 916